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「オフ-ホワイト」と「バイレード」が香水、音楽、アートにまたがるコラボプロジェクトを始動

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」を手掛けるヴァージル・アブローと、フレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」を手掛けるベン・ゴーラム(Ben Gorham)は、コラボプロジェクト「エレベーター ミュージック(Elevator Music)」を始動した。同コラボは、香水という製品から音楽やアートという体験まで、多岐にわたるプロジェクトになる。プロジェクト名は、エレベーターや店内などで流されるような平凡で個性のない音楽という、エレベーター・ミュージックに由来している。3月4日と5日の2日間、パリのギャルリー・イタリエンヌ(Galerie Italienne)でインスタレーションを実施し、コラボプロジェクトと同じ名前がつけられた香水の他、Tシャツ、デニム、バッグなどを販売し、音楽やアートを楽しむこともできる。

 「バイレード」の香水には、アートや歴史や記憶など香りと結びつけられたストーリーが存在する。ゴーラムは、「シンプルだが、これまでに嗅いだことがないような香りの香水が作りたかった。だからこの香水を説明することは難しいが、まとう人がいて初めて完成する香水だ」と話す。

 「オフ-ホワイト」手掛けるヴァージル・アブローは、「エレベーター・ミュージックは、その場の雰囲気を作るためにバックグラウンドで流されるもので、それが主役となることはまずない。日々の生活のバッググラウンドで流れるエレベーター・ミュージックをこの香水で表現した」と語る。

 このインスタレーションは、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国でも開催される予定だ。

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