ファッション

荒木経惟と「サンローラン」のコラボビジュアルがコレット閉店最後のウィンドーを彩る

 アラーキーこと写真家の荒木経惟と「サンローラン(SAINT LAURENT)」がコラボして製作したアートビジュアルが、12月20日に閉店するパリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)の最後のウィンドーを飾る。同プロジェクトは11月27日から閉店まで同店2階で開催中の「サンローラン」のポップアップイベントの一環で、12月2日から展示される。

 “Saint Laurent Shiki-in”もしくは“lust for color”と題された全16種のビジュアルには「サンローラン」2017-18年秋冬の広告ビジュアルにも登場したアンジャ・ルービック(Anja Rubik)を起用。ヒールを着用したヌード姿にロープを巻きつけたり、ジャケット以外ヌード姿のルービックを荒木経惟がモノクロ写真で撮り下ろした。それをブルーやレッドのペイントで彩り、両者の世界観が共存したビジュアルに仕上がっている。

 「サンローラン」とコレットは、13年に当時のクリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が「Ain’t Laurent Without Yves.(イヴの存在しないサンローランなんて)」と書かれたパロディTシャツを同店が販売したことに激怒して以来、交流が途絶えていたが、16年2月に和解。これを祝して「サンローラン」は当時もコレットのディスプレーを飾った。また、閉店後のサントノレ通りのコレットは「サンローラン」が引き継ぐことになっている。
 

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。