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3児の母「ロンシャン」ディレクターが体現するブランドの世界観

 11月20日発売の「WWDジャパン」ではバッグ&シューズを特集する。ランウエイのトレンドから売れ筋、異業種コラボレーションまで幅広くトピックスを掲載する中で、「ロンシャン(LONGCHAMP)」日本初の旗艦店、ロンシャン ラ メゾン 表参道のグランドオープンに合わせて来日したアーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)へのインタビューも敢行した。

 ドゥラフォンテーヌは、1968年フランス生まれで、95年から現職を務める。私生活では3児の母であり、公私ともに「よく旅をする」という。タンナリーに足しげく通う現場主義をとり、ショップオープンとなれば今回の東京のようにどこへでも足を運ぶ。ドライブも好きで、愛車はBMW。週末には手料理で家族や友人をよろこばせる。

 「旅先には常に新たな発見がある」とドゥラフォンテーヌ。ボーダーレスに行動する彼女らしく、「創作活動においても、ユーザーの国籍や年齢を考えることはしない。『ロンシャン』が想定しているのは唯一、“アクティブでダイナミックな女性”。それは生きる姿勢であり、ファッションに乗っ取られないスタイルを意味している。『ロンシャン』のアイテムを身に着けることで、少しでも自信をつけてもらえたらと思う」とコメント。アクティブでダイナミックな女性とは、そのままドゥラフォンテーヌ自身にあてはまる。

 ドゥラフォンテーヌと共に来日したジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)最高経営責任者も、「日本のお客さまに、彼女の生き方(=彼女のクリエイション)が支持されているのだと思う」とポジティブに評価する。

 創作活動で最も重視する点について聞くと、「色。なぜなら色こそがコレクションのムードを決定付ける鍵となるから。女らしさ、フレッシュさ、冬らしさ……、色はさまざまなものを表現できる。新しい色や、その組み合わせを考えることがアーティスティック・ディレクターとしての私の役目」と回答。ロンシャン ラ メゾン 表参道の上階に新設されたショールームで11月14、15日に行われた2018年春夏の展示会でも、色鮮やかなクリエイションが多数披露された。