ファッション

「リーボック」とコラボしたSWAYが語る“音楽とファッション”

 今、一番ホットなファッションアイテムは何かと聞かれたら、多くの人がスニーカーを挙げるだろう。今も昔も、デザイナーやアーティストとコラボした限定スニーカーは、多くのスニーカーヘッズを魅了してきた。「リーボック クラシック(REEBOK CLASSIC)」は、ヒップホップグループ、DOBERMAN INFINITYのMC、SWAYを中心としたクリエイティブユニット「ノアール(NOIR)」とコラボし、11月11日にスニーカー“クラブ C 85 SWAY(CLUB C 85 SWAY)”(1万2000円)を発売した。ベースとなったのは、1985年にコートシューズとして誕生したモデル“クラブ C”だ。現在31歳のSWAYのスニーカー歴は18年で、物心ついた頃からスニーカーが大好きだったという。そんなSWAYにスニーカー、ファッション、音楽のことを聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):初めて買ったスニーカーは?現在、何足くらい所有している?

SWAY:初めて買ったスニーカーと言われるとちょっと覚えていませんが、一番記憶にあるのは「ナイキ(NIKE)」の“エアフォース1(AIR FORCE1)”です。ファッションに目覚めた頃からずっと履いていますね。最近は増えすぎてわからないのですが、200足ぐらいは持っていると思います。

WWD:ファッションに目覚めたのはいつ?

SWAY:13歳(中学1年)の時です。当時、実は足が太くてなかなか自分に似合うデニムが見つからなかったんです。近所で買える普通のデニムだと、めちゃめちゃ自分の足の太さが気になって、鏡で見ても何か違うなと……。それを解消できたのが、B-BOYファッションだったんです。当時から体も大きかったので、今はXLサイズなんて普通ですが、当時はXLという表示はあまりなく……。

WWD:日本の表記だとLLやOだった。

SWAY:今でもスポーツブランドはそうだと思うのですが、B-BOYファッションに出合った当時、2XLや3XLという表示を見て、それがとてもかっこよく見えました。それで、トップスは3XL、ボトムスは36インチ。周りから見たらただの不良だったろうなとは思いますが……(笑)。

WWD:ヒップホップ文化がファッションにも影響している。

SWAY:そうですね。「ニューエラ(NEW ERA)」のキャップにステッカーを貼ったままかぶったり、スニーカーはいつも真っ白じゃなければならなかったり。そういうB-BOYファッションに素直に溶け込みました。スニーカーとキャップ、Tシャツは、バイト代を全て注ぎ込むほど集めていましたね。

WWD:今回スニーカーを自分でデザインすることになって率直な感想は?

SWAY:ただ驚きでした。スニーカーをデザインできることの喜びももちろんありましたが、一番うれしかったのは、既存のボックスにモデル名の「SWAY」と書かれているのを見た時です。

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