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「ルイ・ヴィトン」ヴァンドーム広場に大型店舗オープン 仏常設店初の家具コレクションも

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は10月4日にパリ・ヴァンドーム広場に新店舗をオープンする。それに先立ち、1日にプレスプレビューを行った。

 同店舗は建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)がデザインを手掛け、1714年に建設された二つの建物を統合し、4年をかけてリノベーションを行った。建物面積3500平方メートルのうち、1500平方メートルを売り場が占め、パリではシャンゼリゼ通りの旗艦店に次いで2番目に大きな店舗となる。

 新店舗には、ハイジュエリー、ウオッチ、レザーグッズ、アクセサリー、ウィメンズおよびメンズウエア、トラベルグッズの他、フランスの常設店では初となる、著名なデザイナー陣によるオブジェや家具のコレクション“オブジェ・ノマド(Objets Nomades)”をそろえる。

 また、広場を挟んで向かい合う同ブランドのウオッチ&ハイジュエリーのショップからハイジュエリーのアトリエを新店舗に移設。ウオッチ&ハイジュエリーのショップは同じLVMH傘下で隣接する「ブルガリ(BVLGARI)」が引き継ぎ、増床する予定だ。

 加えて、VIP専用のアトリエも新設した。同アトリエでは、レッドカーペット用のドレスの受注や、既製服のフィッティングやカスタマイズを行う。

 マイケル・バーク(Michael Burke)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「シャンゼリゼ通りの旗艦店がオープンした時と現在では全く違う『ルイ・ヴィトン』となっている。変わったのは名前でも、品質でも、DNAでもなく、全てに深みが増したということだ。昔はフレグランスもハイジュエリーも時計もなかった」とブランドの進化について説明。また、「ここはフランスのラグジュアリーの中心地であり、その発祥となる場所だ。つまり、われわれは中心地に戻ってきたのだ。これはパリだけでなく、歴史ある全ての都市に共通して言えることだが、中心地は美術館と美しい街並みだけではいけない。交易や消費がなくてはならない」とヴァンドーム広場への出店意図について説明した。