ファッション

「トミー ヒルフィガー」がロンドンで見せた一大エンターテインメント

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は9月19日、昨年9月のニューヨーク、今年2月のロサンゼルスに続き、ロンドンで“SEE NOW, BUY NOW”形式のショーを開催した。会場は、コンサート会場として使われているラウンドハウス。“ロックサーカス(ROCKCIRCUS)”と題した今季は、「トミー ヒルフィガー」と「ヒルフィガー コレクション(HILFIGER COLLECTION)」、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)とのコラボライン「トミー × ジジ(TOMMYXGIGI)」に加え、メンズライン「ヒルフィガー エディション(HILFIGER EDITION)」をミックスして、男女合同で見せた。

 ファーストルックを飾ったのは、ジジ。赤いチェックのロングコート、黒のクロップドトップス、デニムショーツ、黒のニーハイソックスとショートブーツのコーディネートで円形の広い会場を堂々と闊歩した。今シーズンのテーマは1990年代のブランドのヘリテージの一つでもある“反骨心”で、ユースカルチャーやグランジをプレッピーと融合。赤、黒、青をキーカラーに、タータンのシャツやスカート、ダメージデニム、パテント、バンドTシャツ風のトップス、フーディ、パファージャケットなどでストリート感のあるスタイルを提案した。

 ショーが終わると、英国を拠点にするサーカス団ノーフィット(NoFit)の空中パフォーマンスがスタート。それに続いて登場したのは、メンズウエアのグローバルブランドアンバサダーに就任したザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)。彼らのライブ&DJパフォーマンスが始まると、2000人以上が集まった会場のボルテージは最高潮に。普段はない一大エンターテインメントでロンドン・ファッション・ウイークを締めくくった。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタルコマース特集2020 コロナで変わったもの/残すべきもの

「WWDジャパン」10月26日号は、デジタルコマース特集です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、多くの企業やブランドがさまざまなデジタル施策に注力していますが、帰るべきものと残すべきものの選別など、課題が多いのが現状です。今年はそんな各社の課題解決の糸口を探りました。巻頭では、デジタルストアをオープンしたことで話題の「シロ(SHIRO)」の福永敬弘=専務取締役やメディアECの先駆け的存在「北欧、暮…

詳細/購入はこちら