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史上最高額の124億円! ゾゾの前澤社長がまたもバスキア落札

 前澤友作スタートトゥデイ社長が5月、アメリカで開催された競売大手サザビーズ(SOTHEBY’S)の競売会でジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の作品を落札した。落札額は1億1050万ドル(約124億円)。サザビーズによるとバスキア作品としては最高額の落札という。落札作品は、バスキアが1982年に手掛けた「Untittled」で、84年に市場に出回って以来行方をくらましていた貴重な作品。取引前から昨年6月に同じく前澤社長が落札したバスキアの作品(約64億1500円)を超える6000万ドル(約68億円)の競売が予想されていた。

 前澤社長はアートに対する関心が強く、自身が設立した公益財団法人現代芸術振興財団の代表も務める。昨年6月にもバスキアの作品を落札しており、自身が収集したアート作品を集めた美術館の設立も検討している。自身のツイッターで「バスキア落札しました。アートを好きになってよかった。このペインティングをはじめて見た時、心からそう思いました。みなさんにも見てもらえる機会を作れたらいいなと思っています。バスキアありがとう!」とコメントをしている。

 バスキアは、美術の世界で初めて成功した黒人アーティストと呼ばれるグラフィティ・アーティスト。ハイチ出身の父とプエルトリコ出身の母を持つ、1960年生まれのニューヨーク出身・ハイチ系アメリカ人。黒人故の人種差別や、幼少の頃の事故の経験を元に、17歳頃からニューヨークの地下鉄や街角にスプレーでペインティングを始める。その後、キース・ヘリング(Keith Haring)やバーバラ・クルーガー(Barbara Kruger)に才能を見出され、世界的なグラフィティ・アーティストに。しかし、盟友アンディー・ウォーホル(Andy Warhol)の死や重度の薬物依存が重なり、88年に27歳の若さでオーバードース(薬物の過剰摂取)によってこの世を去った。トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)やジョニー・デップ(Johnny Depp)などがコレクターとして知られる。