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ティファニー、業績悪化に伴いCEO退任

 フレデリック・キュメナル(Frederic Cumenal)=ティファニー(TIFFANY & CO.)最高経営責任者(CEO)が2月5日、退任した。後任は決まっておらず、暫定的にマイケル・コワルスキー(Michael Kowalski)会長兼前CEOが業務を引き継ぐ。

 コワルスキー会長は「ラグジュアリー市場が停滞をし続ける中、フレデリックは『ティファニー』の長期的な成長に向け、大切なステップを踏んでくれた」とコメントしたが、「近年の業績には満足をしていない。今日のラグジュアリー市場で生き残こるには新たな戦略が必要」との声明を発表。新たな戦略には、カスタマー・エクスペリエンス(顧客経験価値)の向上、新商品の開発、マーケティング、流通と店舗網、業務の再編などがあげられる。

 同社では先月、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)前デザイン・ディレクターが退任。後任としてクリエイティブ・コラボレーターとして文具や家具をデザインしてきたリード・クラッコフ(Reed Krakoff)がチーフ・アーティスティック・ディレクターに昇格した。また、昨年には、500ドル以下のアフォーダブル市場に参入することも発表している。長年「コーチ(COACH)」のエグゼクティブ・ディレクターを務め、“アクセシブル・ラグジュアリー”市場で活躍してきたクラッコフの起用も、これが狙いだったとウワサされている。

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