
銀座・和光は10月15日、オリジナルクッキー缶の第2弾“WAKO クッキー vol.2”(2種各12枚、7560円)を発売する。また11月1日から順次、2025年クリスマスコレクションを発売する。クリスマスケーキの予約は10月15日〜12月16日に受け付け、12月20〜25日が受け取り期間となる。
第2弾クッキー缶は日本のお茶を採用
24年に発売した“WAKO クッキー”の好評を受け、第2弾となる“WAKO クッキー vol.2”は日本のお茶をテーマに製作。和光を象徴するシャンパンゴールドの缶の中に、日本の伝統意匠である市松模様のように2種のクッキーを詰め合わせた。
1つは、現在注目を集める“和紅茶”。華やかな香りとコクが特徴の静岡県産「べにふうき」採用した。第1弾でも使用し好評の、薩南諸島で収穫されたサトウキビを使用した生砂糖を合わせ、紅茶本来の香りを生かしつつ、上品で深みのある味わいに仕上げた。もう1つは、日本を代表するお茶である“抹茶”。宇治の抹茶を用い、上質なほろ苦さとともに深みのあるコクを引き出した。カルシウムやミネラルを多く含む沖縄県産サトウキビ糖を合わせ、まろやかな甘みを添えた。2種のクッキーには、和光で初めて採用した蒜山ジャージーバターをはじめ、フランス・ゲランドの塩や平飼い卵など、小野雄大シェフ パティシエが厳選した素材を惜しみなく使用した。
セイコーハウスの建物をそのままケーキに
今年のクリスマスケーキの目玉は、銀座のランドーマークであるセイコーハウスをかたどった“Noel de WAKO”(約20人分、10万8000円)。10台限定で発売する。ケーキの土台は、アーモンドが香るしっとりとしたダックワーズ生地に、イチゴやキウイ、パイナップル、マンゴーと濃厚なクレーム・ムースリーヌ(カスタードクリームにバターを加えたクリーム)を重ねたフルーツケーキ。外側はクッキーやシュー生地、チョコレート細工で装飾した。小野シェフ パティシエによると、「型を使わずに一つ一つ定規で測り、外壁などの装飾を組み立てていく作業は緻密で苦労した」という。
ケーキ
“ネージュ ド ノエル”(6480円)は、真っ白な表面のムースケーキにマロンクリームを絞り、雪景色を表現した。国産和栗を使用したマロンムースとバニラムースの優しい甘さの中に、カシスジャムの爽やかな酸味が広がる。ボトムは塩味のあるパイ生地とヘーゼルナッツのビスキュイでバランスを取り、トップにのせたマロングラッセと糖衣がけヘーゼルナッツで食感のアクセントを加えた。
30年ほど愛される和光のロングセラー“フォレ ド ショコラ”(5号、6480円)は、一部リニューアルして登場する。2種のチョコレートクリームを挟んだケーキだが、表面のクリームをバニラからチョコレートに変えることでよりチョコレート感を楽しめる一品に仕上げた。トップはよりスタイリッシュなデザインに変更した。
チョコレート
チョコレート専門の自家アトリエで一粒ずつ手作りし、30年以上変わらぬ味わいを守り続ける和光の“ショコラ・フレ”にクリスマス限定フレーバーを詰め合わせた“ショコラ・フレ ノエル”(5個、3780円/10個、7020円)が11月15日に登場する。限定フレーバーは、ベリーの酸味と甘みが調和するビターガナッシュ“エトワール”や、ふんわりとした軽い口当たりのピスタチオガナッシュ“ピシュターシュ”など。
人気の焼き菓子やチョコレートを3段に詰めた宝石箱のようなボックス“ギフトボックス ノエル”(1万9440円)を11月1日に発売する。上段にはクリスマス限定パッケージに包んだ一口サイズの板チョコレート“キャレ ド ショコラ ノエル”、中段には“ショコラ・フレ ノエル”15個、下段にはマドレーヌやフィナンシェ、ブールドネージュなどを入れた。
その他
毎年人気のアドベントカレンダー“和光アドベントカレンダー”(1万9440円)は予約販売する。今年はイラストレーターのルイス・メンド(Luis Mendo)とタッグを組み、時計塔でクリスマスを楽しむさまざまなシーンを描いた。自家アトリエ製のチョコレートや焼き菓子を、12月1〜24日まで毎日楽しめる。
また11月15日に“シュトーレン”(5400円)を発売する。自家アトリエで漬けたラムレーズンをはじめ数種類のフルーツやナッツを練り込み、上品なスパイスと甘さでまとめた。