PROFILE: 森下建/開発部 チームマネージャー

現場と経営層とをつなぐ需要な役割を果たすのが、中間管理職(課長クラス)だ。プレイヤーでありながら、マネジャーとしてチームメンバーを鼓舞し、成果を出す――ファッション&ビューティ企業で活躍する、そんな「令和のプレイングマネジャー」たちに、マネジメントの秘訣を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月14日号からの抜粋です)
SATICINE MEDICAL
化粧品OEMを展開するサティス製薬の森下建さんは、技術者として難易度の高い処方開発や製剤検討に取り組む一方、6人チームのリーダーとしてマネジメントに従事する。さらに、研修生や若手メンバー複数人の評価と育成を担い、教育設計、KPI設定、経営との合意形成、企画のとりまとめ、メンバーの進捗管理にも取り組む。
MY RULES
〇 誠実・真摯であること
〇 成長マインドセット
〇 結果と数字だけを見る
誠実であるのは“ありたい姿”だから
森下さんがマネジメントの軸に据えるのは「誠実であること」。「これはマネジメントのための手段ではなく、自分が人と接する上での“ありたい姿”なんです」。
その姿勢を実践に落とし込むために、2つの指針を持っている。1つは「成長マインドセット」、もう1つは「過程ではなく、結果と数値で見る」ことだ。「どんな相手でも成長したいと願っていると信じて接する。そうでないと、建設的な言葉は出てこない。『このくらいでいい』と言われても、『そっか』で終わってしまえば、変化は起きませんから」。
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