ファッション
特集 アニメコラボ ヒット連発の“制作秘話”に迫る 第9回 / 全13回

「ナイロン ジャパン」×「チェンソーマン」 趣味が枝分かれする現代人に“刺さる”一冊

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ファッションとアニメの関係が深まる中、アパレルブランドをはじめ、雑誌や商業施設、街づくりの領域にまでアニメを活用する動きが広がっている。アニメと企業・ブランドをつなぐ“コラボレーター”の役割を担う担当者たちや、ファッションとの協業に積極的に取り組むアニメ制作スタジオに話を聞いた。アニメファンダムの圧倒的な熱量を実感するとともに、その期待に応えるコラボを生み出す現場の情熱に学びたい。(この記事は「WWDJAPAN」2025年4月14日号からの抜粋です)

PROFILE: 戸川貴詞/「ナイロン ジャパン」編集長

戸川貴詞/「ナイロン ジャパン」編集長
PROFILE: (とがわ・たかし):1967年生まれ、長崎県出身。明治学院大学卒業。2001年にカエルムを設立し、04年に「ナイロン ジャパン」を創刊。そのほか、「シアン」や「ハイスノバイエティ ジャパン」などの雑誌や各種書籍の発行、クリエイティブ制作や映画事業などを行う

ファッション誌「ナイロン ジャパン(NYLON JAPAN)」(以下、ナイロン)は2023年2月号特別版で、アニメ「チェンソーマン」(テレビ東京系列)を表紙に起用した。表は主人公デンジが扮するチェンソーマン、裏は彼の敵のサムライソードという人選が、1期最終話を想起させる。文字要素を極限まで少なくし、書き下ろしイラストが目立つデザインに仕上げた。

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