ビューティ
連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第93回

“透明感”が表現するものとは?

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1月半ばを過ぎて以降、ビューティ業界の発表会ラッシュが続いています。そこで感じたのが今春夏のスキンケアやベースメイク製品の特徴を表すのに“透明感”という言葉を前面に打ち出すブランドが増えていること。発表会に同行するスタッフと発表会会場を後にしながら、「今回も透明感だったね」と話すほどです。なぜ今“透明感”が多用されているのでしょうか。

春夏の新製品には、例年、美白を意識した製品が多く登場します。この“美白”という言葉を2020年から使用するブランドが減少傾向にあります。その背景には20年5月にアメリカで黒人男性が白人警察官に押さえつけられて死亡し、世界中で人種差別への抗議行動が広まったことにあります。“美白”が白人のような白い・明るい肌が美しいという考えを広めるという懸念があり、ユニリーバ(UNILEVER)やロレアル(L'OREAL)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)など外資企業が美白製品の販売を中止したほか、製品名から“ホワイト”“ホワイトニング”“ライト”“ライトニング”といった言葉を使用しないと表明。21年には花王も“美白”の表記を使わないと発表しました。

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