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「タカミ」が日本ロレアル傘下入り後5年間で売上高4倍 “生涯 美肌のかかりつけ”を目指す

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日本発のスキンケアブランド「タカミ(TAKAMI)」が躍進している。1999年に高見洋医師が表参道に開設した美容皮膚科「タカミクリニック」から派生した同ブランドは、“角質美容”をうたい、“正しいスキンケア”習慣を提唱する。2021年に日本ロレアル傘下となり、今では同社の売り上げをけん引する存在だ。岡村雄嗣・日本ロレアル社長付 特別顧問「タカミ」ブランドアドバイザーと天谷美乃里・ロレアル リュクス事業本部 タカミ事業部 事業部長に、「タカミ」の強みや中長期的な目標について聞いた。

“正しいスキンケア”習慣が美肌に導く

WWD:「タカミ」の強みは?

岡村雄嗣・日本ロレアル社長付 特別顧問「タカミ」ブランドアドバイザー(以下、岡村):「タカミ」は美容皮膚科発祥のスキンケアブランドとして、患者の肌と向き合い、美しい肌に近づけるための毎日の“正しいスキンケア”や肌の触り方なども提唱する。クリニックで診療を受け、処方された薬で一時的に肌の調子が良くなったとしても、日々のケアをおろそかにすると同じ症状を繰り返してしまう。「タカミ」は“正しいスキンケア”を実践しやすい商品開発に努め、“生涯 美肌のかかりつけ”を目指している。

WWD:売り上げNo.1の商品とその理由は?

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