ビューティ
特集 メンズコスメ2023 第2回 / 全5回

伊勢丹新宿メンズ館、ロフト渋谷、マツキヨ 「メンズコスメ売り場」を超えた買い回り加速

有料会員限定記事

伊勢丹新宿メンズ館、ロフト渋谷、マツキヨ 「メンズコスメ売り場」を超えた買い回り加速

「メンズ向け」の枠を超えてコスメを買い回る若い男性が増え、小売りの現場でもジェンダーレスな世界観のブランドやメイクアップ商品が存在感を増している。一方、世の中の男性は美容初心者がまだ大半。彼らが安心してコスメを買うために「男性のための」商品や情報を分かりやすく集積しておく必要性もある。(この記事は「WWDJAPAN」2023年9月25日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)

[百貨店] 伊勢丹新宿本店メンズ館 / 阪急メンズ東京

コスメ展開「2倍」の成果は?
メイクやアンチエイジングを深耕

伊勢丹新宿本店メンズ館1階は昨年2月、コスメの展開面積を従来比2倍に拡大してリニューアルオープンした。改装後、売り場では目に見えて20〜30代の客が増えている。フレグランスやボディーケア、美顔器など65ブランドが加わり、トータルビューティで新客の取り込みが進む。スキンケアにも集客効果が波及しており、売り場では新しいジェンダー観を持つブランドやメイクアップの存在感が高まる。

改装以前の売り場の客層は圧倒的に40代以上が優勢だったが、現在は20代と30代の合計客数がそれに迫る水準まで増えた。売り場の4〜8月売上高は予算の20%増で推移する。

この続きを読むには…
残り3146⽂字, 画像14枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。