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連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

「ドロップ」改め……!?【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

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※この記事は2023年09月04日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

みなさん、「ヒーロープロダクト」という言葉をご存じでしょうか?

知らない方は、今すぐ私たちのベストコスメをチェックしてください(笑)。「ヒーロープロダクト」という言葉を解説しています。

簡単に言えば、「定番品」です(笑)。でも「ヒーロープロダクト」という言葉の方が、カッコよくありませんか(笑)?言葉を生業としているので、私なんかは「定番品」を「ヒーロープロダクト」と言い換えたら、受け手はどんな気持ちになれるのか?を想像します。例えばデザイナーだったら、「定番品」のデザインには力が入らないかもしれないけれど(!?)、「ヒーロープロダクト」のデザインならもっと頑張れそうな気がしませんか?だって「ヒーロー」をデザインするんだから(笑)。消費者は、どうでしょう?「定番品」と言われて薦められたら「着回しのために、買っとく?」「みんな持ってるなら、いらない」ってカンジかもしれませんが、「ヒーロープロダクト」と言われて薦められたら「これを主役にコーディネートを考えてみようか?」とか「そんなに頼れる存在なのかしら?」なんて気持ちになるかもしれません(笑)。

先日、「定番品」を「ヒーロープロダクト」と呼ぶことを知ったアパレルメーカーのデザイナーの方は、「なんか、いいですね。私の仕事が誇らしくなります」と話していらっしゃいました。この言葉はビューティ業界で数年前から、特にスキンケアの「定番品」を呼ぶときに生まれた言葉です。センスありますよねぇ。こういう発想は、扱っているものは違えど、すぐにマネできるでしょう。ファッション業界の皆様、ぜひお試しください。

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