ファッション

「ノンネイティブ」と「アンダーカバー」がコラボ 新たな和モダンを落とし込んだ5型を用意

 「ノンネイティブ(NONNATIVE)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、コラボレーションしたコレクション“OZISM”を12月10日に発売する。「ノンネイティブ」の直営店でセレクトショップのヴェンダー(vendor)とオンラインストア「カバーコード(COVERCHORD)」をはじめ、「アンダーカバー」の公式オンラインストアと一部直営店で取り扱う。

 本コレクションのタイトルおよびテーマは、映画監督・小津安二郎に着想。一見すると相反する両ブランドだが、藤井隆行「ノンネイティブ」デザイナーと高橋盾「アンダーカバー」デザイナーは共に日本の美学や歴史、背景を重んじ、さらに小津監督に共感する部分があったため採用したという。ラインアップは、禅寺で僧が掃除などの労務を行う“作務”から派生した“作務衣”を、ワークウエアと捉えて制作した5型を用意。通気性と防風性に優れたフリース「ポーラテック ウインドプロ(POLARTEC Wind Pro)」と「ゴアテックス(GORE-TEX)」を搭載したロングコートを中心に、「ポーラテック ウインドプロ」を採用したジャケット、「グラミチ(GRAMICCI)」に協力を仰いだイージーパンツ、フロントに“OZISM”の文字を配したロングスリーブTシャツ、イタリアのレザーブランド「グイディ(GUIDI)」とのトリプルコラボとなるバックジップ仕様のブーツをそろえた。価格はロングコートが税込10万5380円、ジャケットが同6万4680円、イージーパンツが同4万1580円、ロングスリーブTシャツが同2万1780円、ブーツが同25万800円だ。

 “OZISM”について高橋デザイナーは、「新たな和モダンをデザインに落とし込んでいる。普段から作務衣で過ごしたい自分にとっては、最高のプロダクト。これ着て、絵を描いたり陶芸やりたい。藤井デザイナーとのデザインの相性もバッチリで、大人の男達に贈る」とコメントしている。

 なお、北鎌倉で撮影されたイメージビジュアルには、両デザイナーが登場している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。