ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望 第73回

美容業界におけるNFTアートの可能性

有料会員限定記事

 ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、ビューティ業界におけるNFTアートの可能性の話。(この記事はWWDジャパン2022年6月6日号からの抜粋です)

【賢者が選んだ注目ニュース】
スイス発高級スキンケア 「ラ・プレリー」がNFTアートを発表
時計「ウブロ」が村上隆の NFTアートを一般にも無償提供

 ファッションのみならず、美容業界でもNFTアートの話題が盛りだくさんだ。各ブランドは昨年の半ば頃からさまざまなアプローチでNFTを活用しているが、そのトレンドは2つのパターンに大別できそうだ。まずはブランドの世界観の表現やユーザーエンゲージメントを強固にするための利用である。

 今回紹介したニュースの「ラ・プレリー」のようにデジタル・アーティストと組んでスペシャルなアートを発表するケースもある。ビューティの「ジバンシイ」は2021年6月のプライド月間に合わせて、LGBTQIA+コミュニティーの支援をするためのNFTアートを発表。収益の全額をフランスのLGBT+支援組織に寄付している。

 ロレアルUSAは同年12月、NFT業界において女性が過小評価されている現状に注意を喚起することを目指し、女性アーティストにNFTアートの制作を依頼し、NFTマーケットプレイス「OpenSea」で販売した。それぞれのアーティストには作品の一次流通による収益が全額還元され、二次流通による売り上げの半分は、ロレアルの慈善活動「Women of Worth」に1年間寄付された。

この続きを読むには…
残り1242⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。