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平野歩夢の歴史的瞬間は「紙一重だった」 「オメガ」のイベントで北京五輪を振り返る

 北京冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手が7日、自身がアンバサダーを務める「オメガ(OMEGA)」のトークイベントに登場した。

 同選手は金メダルを披露し、大会を振り返った。「4年間、いろいろな経験と時間を経て迎えたオリンピックでした。そのチャレンジや経験が生きて、このメダルをゲットできた。これまでの大会とは違った内容だったと改めて思います」。また、世界で初めて成功させた大技“トリプルコーク1440”については「まだ誰も成功していないことだったので、最初に挑戦したときは緊張して足が震えました」と述べた。さらに「練習を半年間繰り返しても、オリンピック前の大会では全部失敗していました。最終的にはオリンピックで決められて良かった。奇跡に近いくらいの難易度の技を2回決めなきゃいけないということで、紙一重の瞬間でした」と続けた。

 同選手はさらに、「オメガ」アンバサダー就任の喜びも語った。「小物や細かいアイテムを身に着けるのが楽しくなってきたタイミングで、アンバサダーの依頼が届いた。今までとは違うジャンルの提案だったので、自分のやってきたことが見てもらえていることを実感できたし、モチーベーションにもつながりました」。イベントに合わせて身に着けた北京五輪開催記念モデル“オメガ シーマスター アクアテラ”については「自分は時計に限らずシンプルなものが好きなので、このデザインを見たときこれだ!とすぐに決まりました」と語った。

 最後に、「オメガ」が掲げるテーマ “挑戦”についても語った。「今回の4年間は、今までで一番苦しい葛藤もありました。そういう不安も受け入れて、自分の気持ちや見える景色も大きく変わっていき、スノーボードにもつながってきました。今以上の自分になるためのチャレンジをしたいです」。

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