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ユナイテッドアローズが酒の販売を開始 夏を意識したオリジナルの日本酒も製作

 ユナイテッドアローズは13日、ユナイテッドアローズ 原宿本店と東京・青山の「エイチビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」で酒の販売を開始した。店内の一部に「ユナイテッドアローズ ボトルショップ(UNITED ARROWS BOTTLESHOP)」と名付けたコーナーを設け、国内外からセレクトした日本酒とクラフトビールを中心に、酒蔵と製作したオリジナルの日本酒なども販売する。

 同企画は、社内でも酒好きとして知られる鈴木貴至ディレクターの社内コンペでの提案がきっかけで始動した。鈴木ディレクターが全国の酒蔵やブリュワリーを巡り、作り手の思いに共感した商品を提案していく。鈴木ディレクターは「お酒もファッションと同じで、生活に豊かさを与えてくれるもの。作り手のクリエイティビティを楽しみながら、季節やライフスタイルの変化に合わせて味わってほしい」と話す。

 コラボ企画の第一弾は、鈴木ディレクターが以前から大ファンだったという栃木県・さくら市にある1806年創業の酒蔵「仙禽」と日本酒2種を製作した。鈴木ディレクターの「夏らしさを感じられるテイストに」といった要望を元に、爽やかなりんご酸を効かせたにごり酒(各税込2500円)を用意した。当初は店頭販売を予定していたが、予想以上の反響があったため抽選販売へと切り替えた。

 今後は定期的にラインアップを入れ替えるほか、酒蔵とコラボしたオリジナルの酒やグッズなども販売する予定だ。

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