ファッション

エドウインがジーンズ回収プロジェクト“コア”を始動

 エドウインはこのほど、自社工場で生地の裁断時に生まれるくずや客がはかなくなったジーンズを回収して、デニム生地やジーンズにリサイクルする“コア(CO:RE)”プロジェクトをスタートした。回収期間は3月1日から31日までで、「状態は不問。エドウインの製品でなくてもよい」(プレス担当者)という。“コア(CO:RE)”とはCOtton:REcycleを略した造語で、「ジーンズを資源として活用し、環境負荷を減らす循環型プロジェクトだ」と説明する。

 ステップは以下の通りで、エドウインの自社工場および協力工場で行う。①客のはかなくなったジーンズを「回収」、②回収したジーンズを用途ごとに選別して加工しやすい状態にする「選別・前処理」、③ジーンズを綿(わた)の状態に戻して新たな綿とブレンドして糸にする「反毛・紡糸」、④糸を染色してデニム生地を織る「染色・織布」、⑤「縫製・加工」、⑥完成した商品を新たな客に届ける「販売」。

 “コア”プロジェクトに参加するためには、はかなくなったジーンズを「エドウイン(EDWIN)」や「リー(LEE)」「サムシング(SOMETHING)」の直営店などに持参するか、発送する。発送の場合は、まずエドウインの公式サイトから返却キットを申し込む。指定の住所に返却キット(専用袋、佐川急便の着払い伝票、返却の手引書)が届いたら、専用袋にジーンズを入れて送る仕組みだ。返却キットには、エドウイン傘下の直営店やオンラインストアで使える1000円分のクーポンが同封され、店舗への持参者にも同じものがプレゼントされる。

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