ファッション

「ルイ・ヴィトン」メンズの最新コレクションを世界初公開 2021年秋冬プレは攻めの“定番”

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズの2021年秋冬プレ・コレクションを公開した。ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターが今シーズンのテーマに掲げたのは“適合性”だ。ファッションに対する価値観が大きく変わりつつある時代に適合させながら、進化する姿勢をコレクションに込めている。

 スーツやブルゾン、ニット、ジーンズなどのタイムレスな“定番”を現在のラグジュアリーを定義するものの一つとして捉え、それらにサイケデリックなタイダイ・ギャラクシーのモノグラム・モチーフや文字が浮かび上がるエンボス加工、雨に濡れるとメッセージが浮かぶギミックなど、最新テクノロジーを生かしたディテールを盛り込んでいる。定番は現在の、最新技術は未来のラグジュアリーを表現しており、二つを融合させることで“ニューノーマル”に適合するスタイルを提案している。またベーシックライン“ルイ・ヴィトン ステープルズ エディション(LOUIS VUITTON STAPLES EDITION)”のアイテムも定番を象徴する要素としてルックに登場している。

 ヴァージルは「世界的なパンデミックによって浮かんだテーマが“適合性”だった。ニューノーマルに向けて必要なのは、これまで通り創造性を磨き、『ルイ・ヴィトン』が人々の文化であり続けること。過去にないほど活気に満ちて変化し、勢いが増している今のファッション業界を僕は楽しんでいる」と語った。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。