ファッション

タキヒヨーが“大人の女性に向けたミュージアムのようなeコマース”をスタート BtoC事業拡大

 繊維商社のタキヒヨーは、ウィメンズ向けインポート雑貨のeコマースサイト「ザック ミュゼオ(ZAC MUSEO)」をスタートした。

 同サイト名の「ザック」は“雑貨”から派生したもので、「ミュゼオ」はイタリア語の“美術館”を意味する。当面、2019年秋冬物からスタートしたアガタ ハンドバッグス社(AGATA HANDBAGS SRL)との共同開発によるバッグブランド「ノビア(NOVIA)」をメインに販売し、今後商品のカテゴリーを拡充する予定だ。「ノビア」はイタリア中部のアドリア海沿岸に位置するアブルッツォ州で創業され、熟練の革職人から生まれた上質なバッグの価格は2万3800~3万7800円。

 タキヒヨーによると、輸入雑貨の売り上げは百貨店アパレルやファッションビル系ブランドに対する卸売を強化した結果、ここ数年で約2倍に拡大したという。「新型コロナウイルス下においてeコマースが伸びる中、ミラノ支店や香港事務所といった海外拠点と国内の企画および営業担当が連動した独自の商品調達ネットワークを活用し、BtoB からBtoC に向けた新たなeコマース販売に挑戦する。これまでの企業向けの卸売から一歩踏み込み、お客さまへ直接販売することによって新しい収益の柱を確立する」としている。

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