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銀座の名店が団結 「もの繋ぎプロジェクト」が佳境に

 銀座の店舗がそれぞれの商品を交換し合う「もの繋ぎプロジェクト」が佳境を迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大で小売業や飲食業が打撃を受けるなか、銀座の店舗が物々交換を通じて互いにエールを送るイベントが4月2日に開始され、8月3日の松屋銀座本店で98回を数えた。ゴールとなる100回の「ユニクロ・トウキョウ」ではオリジナルのTシャツを販売し、売上金の一部を銀座の街の発展のために寄付する。

 同プロジェクトは和菓子店「木挽町よしや」の三代目、斉藤大地さん(34)がツイッターで銀座の店主らに発信したことがきっかけで始まった。1回目は同店の名物であるどら焼きを和菓子店「銀座菊廼舎(きくのや)」の冨貴寄(ふきよせ)に交換。その後、銀座木村屋、無印良品銀座店、銀座松崎煎餅、銀座もとじ、空也、銀座ウエスト、鳩居堂、銀座タニザワ、シップス銀座店、日産自動車、シネスイッチ銀座、煉瓦亭などが物々交換に参加し、その模様をツイッターやインスタグラムで紹介した。当初は50回を想定していたが、参加したい店舗が相次いだため100回に増やした。

 仕掛け人の斉藤さんは老舗弁当店「木挽町辨松」が4月に閉店したことにショックを受け、「何かできないだろうか」と考えた。「銀座は良いことも悪いことも最初に波がやってくる街。とても苦しい状況が続いているが、このプロジェクトを機にヨコの団結を強めて乗り越えたい」と話す。実際、これを契機に店舗同士でのコラボレーションに発展したケースがいくつかあるという。

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