ファッション

松屋の営業利益が半減 20年2月期で訪日客現象が響く

 松屋の2020年2月期業績は、本業のもうけを示す営業利益が前期比47.7%減の9億6300万円だった。主力の銀座本店で1月以降、新型コロナウイルスの感染拡大で訪日客が減ったことが響いた。消費増税や暖冬で衣料品の販売も伸び悩んだ。

 売上高は同2.9%減の898億円で3期ぶりの減収だった。単体の商品別売上高では衣料品が同4.5%減。コートなど利幅の大きい防寒着で値引きが拡大したため、粗利益率が悪化した。純利益は同37.7%減の8億5600万円だった。

 新型コロナの影響の見通しが立たないため、21年2月期の業績予想は見送った。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。