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「ブルネロ クチネリ」が余剰衣料を寄贈

 「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は、新型コロナウイルスの影響で休業した店舗で売れ残った商品を寄贈するプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトのために、創業者であるブルネロ・クチネリ会長兼クリエイティブ・ディレクターの家族6人を含む10人の理事会が発足。生産レベルでの価値3000万ユーロ(約36億円)相当の2020年春夏商品を寄贈対象とする。寄贈先については、今後理事会が衣料を必要とする人や団体をグローバルに選定するという。なお、寄贈する衣料には“Brunello Cucinelli for Humanity”の織りネームが特別に付けられる。

 クチネリ会長兼クリエイティブ・ディレクターは今回のプロジェクトに関して、素材のサプライヤーや職人の思いを尊重し、品質や価値を守るために、売上金ではなく商品そのものを寄贈することを決めたという。「このプロジェクトにより、何らかの意味において人間の尊厳が高まり、これらの衣服生産に携わった全ての人をたたえることができるのではないかと思う。私たちが何年も続けてきた、商品を修理・回収・再利用というサステナビリティを目指す一大プロジェクトの実現へとつなげていく」とコメントしている。