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ドリス・ヴァン・ノッテンに直撃 話題の「公開書簡」からコロナ、プーチ傘下に入った理由まで大いに語る

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 ドリス・ヴァン・ノッテン、シラー・スー・カルミ=アルチュザラ最高経営責任者(CEO)、香港の高級専門店レーンクロフォードやセレクトショップのジョイスを手掛けるアンドリュー・キース社長らが5月12日に出した「ファッション業界への公開書簡(Open Letter to the Fashion Industry)」が話題になっている。これは、2020年秋冬シーズンからウィメンズ、メンズ両方の商品において実際の季節に合ったものを販売することなどを提言したもの。書簡の公開から約1カ月で、有力ブランドのデザイナーやCEO、有力小売店のトップや要職を担う人々が署名しており、新たなムーブメントが起こりつつある。発起人の一人であるドリス・ヴァン・ノッテンにZoomでインタビューを行った。6月15日号「WWDジャパン」に掲載するインタビューに加え、紙面に収めきれなかった全文を紹介する。
 

“計画的に組織されたものではなく、ごく自然に起こった”

WWDジャパン(以下、WWD):「ファッション業界への公開書簡(以下、公開書簡)」を出したきっかけは?

ドリス・ヴァン・ノッテン(以下、ドリス):私たちは3月上旬から始まったロックダウン(都市封鎖)によって、物事を違う視点で見ることが容易になり、ファッション業界はバブルのようなものだとみんな知っていたけれど、それをあらためて考えるようになった。商品が多すぎるうえ、スピードも速くてまるでカオス。健康な状態ではなかったからね。皆が何に取り組み、何が正しくて、何が間違っているのかを再考するようになり、私は業界の人々と話し合う必要があると強く感じた。デザイナーだけではなく、グローバル規模のグループとつながろうと、レーンクロフォードのアンドリュー・キース社長ら何人かに連絡をして16~18人のZoomグループをつくり、業界のあらゆる角度から物事を見てアイデアをシェアできるようにした。グループには、マリーン・セルやトム・ブラウンのロドリゴ・バザン=CEO、「アルチュザラ」のシラー・スー・カルミCEOやジョセフ・アルチュザラ、百貨店では英国のセルフリッジ、アメリカのノードストロム、ECではとネッタポルテやマイテレサ、ショーの演出家のエチエンヌ・ルッソやPR会社のPRコンサルティング創業者のピエール・ルージュとシルビー・ピケットなどさまざまな立場の人が参加して、オープンディスカッションをした。いろいろな視点がありとても興味深かった。

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