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ステラ・マッカートニーが新型コロナを語る サステナブルなビジネスの重要性

 新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るう中、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)へのインタビューが実現した。地球環境、チームとのつながり、創作活動やビジネスから家事や4人の子どもの世話に至るまで――ステラはいま何を考えて、どのような生活を送っているのだろうか?

WWD:気分はどう?

ステラ:2つのことを感じているわ。私の個人的な感情と、もうひとつはもちろんビジネスのこと。私はいま2つの人生を生きている。4人の子どもの母親であり、妻でもある。一日3回の食事を作るのも大好きよ。子どもたちと都会ではなく自然の中で生活するのが好き。馬がいるから隔離生活でも平気よ。

もちろん、新型コロナウイルスによって多くの命が失われていることも、人びとが大変な思いをしていることも心から悲しく思う。英国の国民保険サービス(National Health Service)の最前線で働く人や、緊急事態の分野に従事するすべての人に敬意を抱いている。他者に対する思いやりがあれば、みんなが同じ気持ちでつながることができる。この現実は本当に重くて、簡単に片づけられる問題ではないわ。この状況をとても危惧している。一方で、私には世界中にたくさんの従業員を抱えているビジネスウーマンとしての一面もある。もちろんほかと同様に、私のビジネスにも影響は出ているわ。私たちが大切にしていることのためにビジネスを成功させたいと常々思っている。でも今、「全員が初めて、いろいろな意味で一つにつながった」と思うでしょう?重要なことだわ。

WWD:隔離を通してそのようなつながりを感じるなんで不思議だ。

ステラ:そうね。家族が多いから個人的にはそれほど孤独ではないわ。仕事面では、私たちの業界ではチーム作業によってお互いの創造性を高め合っているから、初めの数週間は本当に興味深いものがあった。デバイスを通じた仕事環境を整えて、これまでとは違う形でチームを動かさなければならなかったから。でも今はチームのみんながつながりを感じている。世界中のチームとも普段以上に強くつながっている。楽しいし、これからも続けていきたい。でも今後新たに普通の生活に戻ったとき、私たちの生活にどのような影響が出てくるのかとても気になる。

チームのみんなが精神的にも感情的にも大丈夫であることを常に気にかけている。普段の私にそんな時間はないし、ただ毎日の仕事に追われているだけだった。でも今は心配だから、みんなの様子を確認するだけのために毎週電話する、みたいな感じよ。イタリアのチームは外出禁止で、食べ物を買いに行くことしか許可されていない。そんな厳しい生活が私たちにどんな影響を及ぼすのかなんてわからないわ。

WWD:そういう根本的な部分は地域によって変わると思うが。

ステラ:そうね。クリエイティブであり続けると同時に、状況が違うそれぞれの地域や、隔離されている人とそうでない人たちなど、対応は本当に大きく異なる面もある。イタリアは活動拠点として重要な位置にあるから、できることとできないこと、いろいろなやり方など多くの話し合いをしたわ。サステナブルな働き方をするには先を見据えて行動しないといけない。サプライヤーや素材の生産現場に対する責任もあるから、製造のプロセスを稼働させて事前に多くの生地を作っている。大切なサプライヤーたちに敬意と誠意を持って対応したいと思っている。

WWD:隔離生活も家族と一緒の場合と1人で行う場合とでは全く別物になる。それでも仕事面でのストレスはあると思うが。

ステラ:私はクリエイティブな家庭で育ったの。そして、クリエイティブであることに孤独は付き物よ。ビートルズ(The Beatles)が解散したとき、私たちはスコットランドの農家に引っ越したんだけど、周りには本当に何もなかった。母(リンダ・マッカートニー)と父(ポール・マッカートニー)はアルバムを作っていたけど、そのときの父のアルバム「マッカートニー(McCartney)」は最高傑作だと思うわ。この経験は私のものの考え方や仕事、家族、友人関係など人生そのものに大きな影響を与えた。

私の友人の大多数はアーティストかクリエイティブな分野の仕事をしている人たちで、彼らのほとんどが孤独な環境で働いている。名前を挙げると、画家のデイヴィッド・ホックニー(David Hockney)に近況報告をしたときに彼は、「いつも以上に絵を描いている」と言っていた。何かが生み出されるのはそうした孤独な瞬間であって、チームワークに移行するのはその後よ。父は一人でアルバムを書き、その後次のステップに進んでいた。技術的な処理や製品化、アートワーク、そして最後は何万人もの人びとの前でツアーを行うようにね。そしてそれはファッション業界でも同じよ。

一人の時間とチームとの時間

WWD:ひとりでクリエイティブな活動を長く続けたいというふうにも聞こえるが。

ステラ:たくさん電話をしているから、普段よりもいそがしく感じるの。そのせいで創作活動や孤独から離れているから、バランスを取りたいと思っている。たぶんすべてに通ずる答えはそれね。

WWD:ほかのデザイナーたちはチームでの創作活動について語ってくれた。あなたの場合はやはり単独で進めるというふうに聞こえる。

ステラ:私の名前がブランド名になっているから、すべては私の考えや信念、創造性が源になっている。私にはお互いに刺激し合えるチームがいるけど、私たちはみんなその源をスタート地点にして創作活動を行っている。ファッション業界にいる人はみんな時間がないと文句を言っているから、私は個人の時間とチームでの時間のバランスを取ることが大切だと思っている。

むしろ今のような状況になる前からすでに、春夏コレクションに向けてそうした働きをしてきた。新しい生地を購入しないで春夏を作れるか?すでにあるものをどう活用できるか?もう何年間もそうしていて、それが私の働き方であり心の動き方でもあるの。今あるものにどうやって新しい命を吹き込むか――すべてがアップサイクルという試みを2シーズン前のランウエイで行ったわ。私たちのブランドにとってとても興味深い経験になった。

WWD:あなたが着ているトレーナーにはなんて書いてある?

ステラ:“ウィー アー ザ ウエザー(We Are The Weather)”と書いてあるわ。小説家のジョナサン・サフラン・フォア(Jonathan Safran Foer)とコラボレーションしたカプセルコレクションなの。サステナブルな生地を使用して製作したもので、コレクション名はジョナサンの気候変動危機をテーマにした小説に由来している。私がやってきたことは今の状況にぴったりな気がするわ。私のキャリアで積み上げてきたもの全てが今にふさわしいと感じる。

WWD:そのことと、先ほど話してくれたことを踏まえると、生地に関してはほかのブランドよりも先を行っていると思う?

ステラ:私が使用しているビスコース生地は、サステナブルな管理態勢を整えた生産地の原材料から作られている。態勢を整えるのに3年かかったわ。長い時間をかけた唯一の供給源であるからこそ大切にしたい。今はビジネス全体を見なければいけないし、どちらにしてもそうするけど、その必要性はさらに高まっている。もし生産拠点が全てイタリアだったら、EC向けの製品をどう手配するのか、各マーケットの動向やロックダウンの状況なども注視しなければいけないし、その点に関してはみんな同じだと思う。

WWD:グローバルマーケットではそれぞれに違いがある?

ステラ:マーケットごとに状況は異なる。でも、世界の人びとがいま購入しているのは予想通り生活必需品やクラシックなものよ。私たちのブランドにはタイムレスでアイコン的な“ファラベラ(FALABELLA)”のバッグや、“エリス(ELYSE)”のシューズのような主要製品があってよかった。多くのブランドでも同じだと思う。人びとがマインドフルネスにより意識を傾けるように願うわ。顧客の意識が高まれば、何かしらのムーブメントも起きる。それがファッション業界のあるべき姿だと思うわ。

WWD:洋服やアクセサリーの需要が少しでもあるとは驚いた。人びとに購買意欲があると思っている?

ステラ:たくさん買うのではなく、厳選して買うということよ。春夏コレクションを製作していたときにすでに「どうしてこんなにたくさんの商品を作っているのか?」と考えていた。廃棄物の多さはファッション業界にとって大きな問題よ。だから私は廃棄物の削減やその活用法に大きな関心があるの。「ステラ マッカートニー」では、ほかのどのブランドよりも廃棄量を抑えていると思う。生産管理を上手にやって、さらに効率化していきたい。

「ファストファッションの行く末は火葬か埋葬のどちらかだ」と言うのに今ほど適した時期はない。貨幣価値に換算すると、年間1000億ドル(約10兆円)もの生地や資源が無駄になっている。大量生産する必要がないのは明らかよね。人びとの購買意欲が落ちていることに私も共感する。今あるものを再利用するというのは私が常々考えていることであって、とくに新しい考えではない。だからこそ私の作る、時を感じさせないクラシックな製品に価値があると思う。誰かの人生とともにあり、その後も別の誰かの人生に受け継がれていくようなものを作るにはどうしたらいいか――私は何かをデザインするとき、それを考えるところから始めるの。リサイクル、再利用、中古販売やレンタルを可能にするためにも、どうやってトレンドに頼らないデザインを生み出すか?そういったことに全く偏見はないし、新しい発想を取り入れていきたい。

WWD:「余計なものはない方がいい」という価値観の中で、どのような成長の見通しを描いている?

ステラ:私たちは巨大ブランドではないけど、そこには本当の意味での成長がある。ブランドがあって製品がある。人は必要なものが壊れたら新しいものを買うか、それに飽きて違うものを求めたりもする。新しいものを欲しがるのはいいことだけど、よりよい方法である必要がある。そこで企業としてできることは、供給源や製造方法に配慮したいいブランドであること。「ステラ マッカートニー」はその点において最高よ。すぐにでも買って大丈夫。

環境問題について学ぶ必要性

WWD:ありがとう。あなたはアイルランド出身の職人だ。

ステラ:その通り!私は何かを禁じたりしないし、人は何かを買うことを禁じられたりするべきでもない。でも人は今後さらに、その土地に根差したいいものをオンラインで買うようになると思う。それが二酸化炭素の排出量削減にもつながる。

環境に配慮した倫理的な行動を取るということは、ビジネスで成功を目指してはいけないということなのか?というジレンマを常に抱えている。でも今は、みんなが私のビジネスモデルを見習うべきだと強く思う。みんながそうすれば議論は必要ない。でも今は従業員を雇い、イタリアに工場を持って、世界中の農家とともに健全なビジネスを行うことが可能だという成功例を示す必要がある。意識の高いビジネスをすることは可能なのよ。

WWD:世界中で外出が規制されたことで空気や水がきれいになったが、その背景には厳格なロックダウン態勢が敷かれていた事実がある。これを楽観的か悲観的か、どちらに捉えている?

ステラ:環境にもたらされたいい影響をとても楽観的にとらえている。環境汚染はすぐに改善されることがはっきりした。もちろん厳しい行動規制を望んだりはしていないけど。

WWD:それは誰も望んでいない。

ステラ:環境問題についてもっと議論して学ぶ必要がある。さもないと後で苦しむことになる。新型コロナによって命を落とした人や大切な誰かを失ったことで痛みや苦しみを経験した人は、そこから何かしらの見返りを得る必要がある。失われた命に対して権力者たちが敬意を払い、環境に配慮した政策決定を行うなら、こうした悲劇も無駄にはならないと思う。

WWD:公衆衛生のプロトコルと環境に対するそれは合致しない部分もある。私たちは常に手を洗っており、水の使用量は増加している。使い捨て製品の需要も高まった。ニューヨークではビニール製手提げ袋が禁止になって間もないが、現在その規制は保留になっている。「スターバックスコーヒー(STARBUCKS COFFEE)」は休業に入る前、顧客が持参したタンブラーやマグにドリンクを提供するサービスを一時的に中止していた。

ステラ:使い捨てプラスチック製品については技術的な話になる。この問題については長年意識を傾けてきた。完全に無害な物質に分解できる使い捨て製品を作る企業に注目してきたが、いまは世界的に需要が高まっていることもあり、使い捨てのカトラリーが注目されている。「ステラ マッカートニー」では、洋服のドライクリーニングを避けたり、洗濯回数を減らすこと、洗濯機の利用を控えめにすることなど、水への取り組みを何年も前から行っている。ファッション業界だけで水の使用量の話をするのは馬鹿げている。手洗い以外にも水の使用量を抑える方法はいくらでもあるし、全ての業界で日々気を付けていくべき問題だと思う。

WWD:環境と公衆衛生問題は二分化されている?それとも、突き詰めて大局的に見れば一つの問題だと思う?

ステラ:突き詰めて大きく捉えれば一緒だと思うわ。究極には動物愛護の考えがあり、食肉用の動物にまつわる各プロセスは疫病の温床でもある。食肉業界は健全できれいな業界とは言えない。地球全体が動物の飼育や食肉としての処理などに罪悪感を抱いていると思う。誰かがこのことについて注目しない限り、問題はなくならない。全てはつながっているのに、誰もこのことについて議論しないことの方が興味深いわ。

WWD:なぜ?

ステラ:なぜなら、毎年何十億もの動物を殺しているという事実に皆はいい気分がしないからよ。そこには罪悪感があるから話したがらない。間違いだとわかっているからこそ向き合いたくないのね。私たち全員が考えなければならないことよ。私はベジタリアンだから当てはまらないけど、地球上の大多数の人は責任を持って議論するべきだと思う。私は前向きなタイプだから、「できないなら完全にやめなくてもいいけど、消費量を抑えていいものを買って」と伝えたい。個人レベルでの消費や需要が食肉ビジネスに影響をもたらすから、それぞれが消費量などの面で行動を変えていくべきだと思う。

22年前に母が亡くなってから、彼女のベジタリアン食品会社の運営にも携わっている。30~40年前に企業したベジタリアン向けの食品ブランドだけど、年々成長を続けている。ベジタリアン人口が増加したことで競合する会社も増えて、母も喜んでいると思う。消費者の嗜好が変わってきたことで、外食チェーンのビジネスにも変化が見られる。これが新しいライフスタイルに向けた変化であればいい。

WWD:お母さんの会社を監督しているの?

ステラ:家族みんなでやっているファミリーブランドよ。私はパッケージを担当している。

WWD:それは素晴らしい。どのくらいの間会社をやっている?

ステラ:会社がいつ設立されたか知らないの。確認しようと思っていたことを忘れていたわ。リブランドするときにパッケージに記載したくて(リンダ マッカートニー フーズは1991年の創業)。

子どもたちに伝えていること

WWD:あなたはご両親のしつけや家庭の主義に忠実な生活を送っているが、お子さんはどうか?あなたの考え方に疑問を投げかけた子はいる?

ステラ:疑問を感じていると思う。まさに私がそうだったから。でも今はまだベジタリアン人口が多くないとはいえ、そういう人もまわりにたくさんいるはずよ。驚いたことに、友人みんながベジタリアンでなくとも、今は昔よりもずっとその考え方に精通している人が多い。子どものころ両親に「なぜ自分たちはベジタリアンで、お肉を食べられないの?」と尋ねたら、「お肉を食べるか食べないかは自分で決めることだから、食べてもいい。でも私たちは死んだ動物を食べたくないからお肉を食べないんだ」と言われたの。私の子どもたちも全く同じ質問をしてきたから、私も「やりたいことは自由にやりなさい。あなたの選んだことを尊重するけど、私はこういう理由でベジタリアンなのよ」と、同じように答えたわ。子どもたちの目を見ればわかる。お肉を食べないスタンスの家族の一員だということを世界の人が知っているとわかっていれば、週末にこっそりチキンカツを食べに行こうとは思わないわよね。

要するに子どもは美しいほどに自然と共鳴していて純粋無垢だから、「見て、ニワトリが生きている。そのニワトリがフライにされる。それを食べたいと思う?」と言えばわかるのよ。肉料理が食卓に並ぶまでの実際の過程を目にすれば、だれも食べたいとは思わない。

WWD:新型コロナウイルスがファッション業界に永続的にもたらす影響は何だと思う?

ステラ:わからないわ。私が最も恐れているのは、私たちが普通だと思っている状態にただ戻ること。でも、今後は別の方向に進むことを願っている。みんなは常に自分自身やチームを急かしてしまう私を見て笑っているけど、変化を起こすための行動を取り続けなければ私がやることは成功しない。

いま、業界やビジネスに携わる人たち全員が立ち止まって、物事を別の面から考え直す必要がある。みんないいアイデアを出して競争で勝ちたいと思っているし、先の未来を予測しようと躍起になっている。世界の状況は変わってしまったけど、ファッション業界にいれば新型コロナウイルスの有無にかかわらず日々そういう風に考える必要がある。それが私たちの仕事よ。でも、人びとのお金に対する考え方は変わったと思う。より注意深く投資をして、物理的にも精神的にもこれまでとは違う買い方になると思う。

WWD:規模は小さくなると思うが、春夏コレクションについての今の考えを聞かせてほしい。

ステラ:今回のことで春夏コレクションの製作が一時中断となったが、ブランドとしてはただ全てをキャンセルするのではなく、なにか別のアクションを起こすべきだと感じる。他のブランドと差をつけるためにも、今まで以上にクリエイティブな働きかけが必要ね。いろいろ考えながら洋服やアクセサリーの製作をしている。数カ月間の自粛生活を通じて、その間におしゃれをしていなかった人たちの意識がファッションに向くこともあるだろうし、買い物を楽しむ人も出てくると思う。

またサステナビリティの話に戻るけど、新しい生地をオーダーせずに春夏コレクションを製作したいと考えている。大量に購入したすでに手元にある生地から何かを作る。私たちはほかのファッションブランドとは違うわ。

WWD:その通りだ。

ステラ:私は環境に配慮したサプライヤーと提携している。それがブランドとしてのコアな価値観であり進むべき方向でもある。そうした意味では私たちはラッキーね。2019-20年秋冬シーズンのアップサイクルのコレクションのラストに発表したコートのデザインは、店頭で5シーズンくらいは通用する。そういうアイテムはすべてリミテッド・エディションになっている。つまり、ファッションビジネスにおいてサステナブルであれば、今回のような出来事が起きても頭一つ抜けている状態にいられるということ。私が頼りにしているのはサステナブルな素材であって、ほかの人たちとは違うわ。

WWD:あなたのポリシーは実践的なビジネスになる。

ステラ:そうね。そしてサプライチェーンとのコミュニケーションにもつながる。私が仕事をしたいと思える合皮のサプライヤーは、ソフト・ビーガンレザーとフェイクファーを一緒に開発した2社しかない。私は自分自身の小さなネットワークを頼りにしている。環境に及ぼす影響のうち60%以上は原材料の生産段階で発生している。つまり、状況をいい方向に大きく変えられるのもこの部分なのよ。そのシーズンで生地を使わなかったとしても、売ったり捨てたりしないで次のシーズンに再利用するの。

WWD:新型コロナウイルスでショーのシステムに変化はあると思う?

ステラ:その話はもう20年くらいしている気がするわ。そうよね?

WWD:はい。でも、今回の危機が決定打となってリセットされると思う?

ステラ:私たちがしているのは新しいものを生み出して、さまざまな方法で関心を集め、人びとの気持ちや考えを反映していく仕事よ。だから常に新しい手法を取り入れることができる。ファッションショーは古いと考えて、ショーの在り方にみんなが疑問を呈している。答えを見つけるのは難しいけど、私たちは今回の危機によってそうすることを余儀なくされると思うわ。でも、きっと新しいエキサイティングなアイデアが出てくることは確かね。

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