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ロレアルが新型コロナウイルス対策として殺菌ジェルを生産 医療機関や中小企業に提供

 ロレアル(L’OREAL)は感染が拡大する新型コロナウイルスに対し、ヨーロッパにおいて水性アルコールジェルを大量配布すると発表した。コロナウイルスの打撃を受けている中小企業のサプライヤーや医療機関などに配布する。ジャン・ポール・アゴン(Jean-Paul Agon)会長兼最高経営責任者は「われわれはこれらの活動により、新型コロナウイルスに対して戦う人々を讃え、応援し、感謝の意を示したい」とコメント。

 「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」は病院や介護施設、薬局に消毒ジェルを配給し、「ガルニエ(GARNIER)」は消毒ジェルを数百万個、ヨーロッパの食品企業に無償で提供する。また、ヘアサロンや専門店などの中小ビジネスに対して、営業が再開するまで売掛け金の回収を停止する。もっとも大きな影響を受けたディストリビューターに対しては支払いを早め、現金払いを可能にする。さらに、コロナウイルスで被害を受けた人を支援する団体に100万ユーロ(約1億1800万円)を寄付。これら団体はシャワージェルやシャンプー、消毒ジェルなどをセットにした衛生キットをボランティアやソーシャルワーカーに配布している。

 そのほかにもLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は「ディオール(DIOR)」や「ゲラン(GUERLAIN)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」などのコスメブランドの生産ラインで消毒ジェルの生産を発表している。今後、水性アルコールジェル不足が深刻化するフランス国内の医療機関に水性アルコールジェルを無償で提供する。