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「シャネル」がカプリ島でのショーをキャンセル 「エルメス」「グッチ」「ディオール」なども中止や延期を発表

 「シャネル(CHANEL)」は5月7日にイタリア・カプリ島で発表予定だった2021年プレ・スプリング・コレクションの中止を発表した。世界的な広がりを見せる新型コロナウイルスを受けての判断だ。

 「シャネル」は、「今後、カプリ島において違った形式でコレクションを披露する手段を検討している」とコメント。同ブランドは過去のメティエダール・コレクションを6月4日にロンドンで披露予定だったが、3月16日にその中止を発表したばかりだった。また、2年間の改修期間を経て4月上旬に再開予定だったパリのガリエラ美術館で開催するイベントも中止となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ファッションショーやイベントの中止が相次いでいる。

 「エルメス(HERMES)」は3月20~22日に予定していた毎年恒例の馬術の祭典「ソー・エルメス(SAUT HERMES)」と、4月28日にロンドンで予定していた21年プレ・スプリング・コレクションをキャンセル。「グッチ(GUCCI)」は5月18日にサンフランシスコで予定していた21年プレ・スプリング・コレクションを、「マックスマーラ(MAX MARA)」は5月25日にロシアのサンクトペテルブルクで開催予定だった21年プレ・スプリング・コレクションの中止をそれぞれ発表し、「ディオール(DIOR)」も5月9日にイタリアのレッチェで開催予定だった21年プレ・スプリング・コレクションを無期限延期としている。

 そのほかにも、ニューヨーク・メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で毎年開催されるファッションの展覧会のオープニングイベント、「メット・ガラ(MET GALA)」も5月4日から延期が発表されている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中