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新型肺炎、世界のアパレルブランドの対応は? 「従業員の安全を第一に」

 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの被害拡大を受け、ファッションやビューティブランドも対応に追われている。中国への渡航禁止や中国からの入国制限措置を発表した国や、中国路線の運航停止に踏み切っている航空会社も多く、見本市などの国際的なイベントの中止も相次いでいる。そうした中、対応について米「WWD」の問い合わせに応じた企業は全て「従業員の安全を第一に考え、関連当局の指示に従っている」と回答した。

 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)のチップ・バーグ(Chip Bergh)最高経営責任者は、「新型コロナウイルスへの対応について、多くの時間を割いて非常に真剣に取り組んでいる。中国国内にある店舗の半分程度を一時的に休業しているが、それは今後も増え続けると予想しており、第1四半期の業績に響くことは避けられないだろう。年間計画を発表した際には、当然のことながらウイルスのリスクは考慮していなかった。事業全体の売り上げにおいて中国の占める割合が3%程度と低いことがせめてもの救いだ」と語った。

 米「WWD」が問い合わせた時点での、各社の対応策は以下の通り。

【中国への渡航禁止および中国からの入国制限】
・PVHコープ(PVH CORP)(「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」の親会社)
・ジョルジオ アルマーニ グループ(GIORGIO ARMANI GROUP)
・タペストリー・インク(TAPESTRY INC.)(「コーチ(COACH)」の親会社)
・パンドラ(PANDORA)
・「ラファイエット 148 ニューヨーク(LAFAYETTE 148 NEW YORK)」

【中国の店舗の一時休業】
・リーバイ・ストラウス
・ルルレモン・アスレティカ(LULULEMON ATHLETICA INC.)
・ティファニー(TIFFANY & CO.)
・パンドラ
・ナイキ(NIKE)

【中国の本社や工場などの一時休業】
・ユニリーバ(UNILEVER)
・ロレアル(L'OREAL)
・「ラファイエット 148 ニューヨーク」

【中国在住の従業員の自宅勤務措置】
・PVHコープ

【中国から帰国した従業員の自宅勤務措置】
・ユニリーバ

【寄付(資金や医療用品など)】
・LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)(「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などの親会社)
・ケリング(KERING)(「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」などの親会社)
・PVHコープ
・タペストリー・インク
・「ラファイエット 148 ニューヨーク」
・ロレアル
・エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)
・「スワロフスキー(SWAROVSKI)」
・資生堂 など