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新型コロナウイルスがアイウエア企業にも打撃 「ジンズ」が中国に対策本部設置

 中国で感染が広がっている新型コロナウイルスは、現地に出店している日本のアイウエア企業にも影響を及ぼしている。

 発生地である武漢市に7店舗を構える「ジンズ(JINS)」は、出店する商業施設が臨時休館となったのに伴い、全店休業中だ(1月27日現在)。「ジンズ」は中国に150店舗以上を出店しており、武漢以外でも、中国政府の指示による交通機関の運行制限や外出自粛などの影響で時短営業や臨時休館などの措置が取られている。上海にある現地法人に対策本部を設立して対応を図っており、10人の日本人駐在員の家族等については日本に一時帰国させる決定をした。現在のところ、中国国内の店舗スタッフおよびスタッフの2親等までの近親者に罹患は確認されていないという。

 上海を中心に42店舗を構える三城は、武漢市に店舗はない。しかし、同社が出店しているショッピングセンターの中には、客足が少ないことから閉店したり、営業時間を短縮しているところがあり、「売り上げは、日ごとに落ち込み、影響を受けている」という。今後の見通しについて、「かつてSARSが流行した際は、気温が上がった5月ごろ収束したので、今回もそれまでには何とか解決してほしいと願っている」とコメントした。

 インターメスティックが手掛ける「ゾフ(ZOFF)」は中国に30店舗あるが、武漢市には出店していない。上海事務所のスタッフは行政の指示により2月9日まで春節休暇を延期し、自宅待機中で、現在のところ、同社スタッフや同居家族・同居住地区内での感染は確認できていないという。売り上げに影響が出ている一方、目の粘膜からウイルスが感染するという情報を受けて花粉対策眼鏡が売れており、日本でも中国からの観光客が買い求めた。