9月にオープンした「バブアー(BARBOUR)」原宿キャットストリート店が好スタートを切った。11月に月商1億円を達成し、12月も24日時点で予算比10%増と好調に推移している。
同ブランドの日本事業は2022年より、マッシュホールディングスが100%出資するバブアー パートナーズ ジャパンが運営している。同店はアジアの旗艦店として、本国が「エナジーストア」と定義する重要店舗(2層約260平方メートル)に位置付ける。
男女比は6:4
好調の主因は、気温の低下に伴い主力のワックスジャケットやキルトジャケット、ノンワックスの中綿アウターなどの動きが活発化したことにある。客層は20~30代が中心で、男性が6割、女性が4割。男女の垣根なく買い回れるユニセックスな商品構成や、ブランドを知らない層の関心を引くキャッチーなVMDも奏功し、若年層やカップルの来店につながっている。
1階ではバッグや雑貨を主役に配置し、キャットストリートにちなんだキャラクター「バブアーキャット」の限定商品も用意して、新規客やインバウンドの購買を喚起。今後はジャケットのカスタマイズイベントや、Tシャツ、ニットなどの限定アイテムの発売も予定している。