
ボアやファーで“優しさ”に包まれる
百貨店やファッションビルブランド、セレクトショップの2025-26年秋冬の打ち出しが出そろった。今季は、ランウエイで広がった“優しさ”や“包容力”を感じさせるアイテムやスタイリングがリアルトレンド市場にも波及。一方、今春夏に「クロエ(CHLOE)」がけん引したボーホーシックなスタイルは、やや勢いが弱まった。
特集は、“売れる服”を作る4つのポイントと題し、「ムード」「カラー」「スタイリング」「バッグ&シューズ」の4カテゴリーのトレンドを整理するところからスタート。これらを踏まえ、人気35業態のイチオシルックを紹介する。特に光った7ブランドには、ディレクターをはじめとした商品企画の責任者に、今季のテーマや大切にしたこと、暖かく・短くなる冬を戦うMD戦略について聞いた。(この特集は「WWDJAPAN」2025年6月23日号からの抜粋です)