
ファッションショーとは最新コレクションを発表し、デザイナーの考えを伝える大事なイベントだ。最近では、「来場者にも楽しんでもらいたい!」という思いが強すぎて、ランウエイをモデルが歩くだけでは物足りないデザイナーが増えている。実際に、多くのショーのあっと驚く演出にたくさん楽しませてもらった。そこで、“演出大SHOW”として、その成果と思いを勝手にたたえる、表!SHOW!状!(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月31日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
朝イチから
ホラーすぎでSHOW
朝藤りむ 殿
あなたは朝一から東京・茗荷谷の「病院スタジオ」を舞台に、ホラー漫画の鬼才である漫画家・伊藤潤二とのコラボレーションで“富江”をランウエイに大量発生させ、私たち来場者をゾッとさせてくれました。また囲み取材を“手術室”で行い、記者たちを最後までホラーの世界へ誘ったことを賞賛し、ここに表彰します。
「花やしき」で
楽しみすぎでSHOW
久保嘉男 殿
あなたは日本最古の遊園地「花やしき」を貸し切り、ショーを開催。スタート前のアナウンスを自ら行い、フィナーレではローラーコースターに乗って、「ありがとうございました〜」と手を振ってサプライズ登場されました。気づいた来場者は少なかったですね。でも、その粋な計らいをたたえ、ここに表彰します。
サーキット場で自転車は
かわいすぎでSHOW
神谷康司 殿
あなたはモータースポーツのサーキットコース「シティサーキット東京ベイ」において、メッセンジャーの個性的なスタイルに着想したアメリカンストリートのイケイケなコレクションを発表しました。が、フィナーレではモーターバイクではなくモデル35人が自転車でゆるく滑走するかわいい演出で観客を魅了したので、ここに表彰します。
キッズカメラマンが
大活躍したでSHOW
参加したキッズたち
あなた方は一般参加ながら東コレの大舞台において、ランウエイ脇で自慢のカメラを携え、記念すべき「プチバトー」の来日ショーの全ての瞬間を写真に収める素晴らしい仕事ぶりを見せました。また会場のムードをさらにハッピーに盛り立て、ショーを大成功に導いたことをたたえ、ここに表彰します。
ラウドロック魂が
響き渡ったでSHOW
ツヨシ殿、カツマ殿、コウジ殿
「エムエスエムエル(MSML)」
あなた方は日本のラウドロックシーンでそれぞれ音楽活動をしながら、デザイナーとして初めてのショーを行いました。撮影スタジオに響く大きな音量に心配するスタッフもいたようですが、寝不足の筆者の体に重低音を響かせ、ファッション・ウイーク終盤にラウンドロック魂を注入してくれたことに感謝し、ここに表彰します。
おみやげも勝手にごSHOW介!!!
今季もコレクションテーマに通じるもの、デザイナーのルーツとするもの、趣向を凝らしたショー土産をたくさんいただいた。その中から、ツッコミたくなる&個人的にうれしかったものをピックアップ!