PROFILE: 奥本誠/ヘルデン社長

奈良/Helden
創業:2005年 店舗面積:165㎡
沿革:三重から地元奈良にUターンした2005年、近鉄奈良駅の近くに「ヘルデン」の店名で開業。現在の店舗の半分くらいの広さだったため、洋服メインで品ぞろえしていた。たまたま現在地に広い物件が見つかり、5年後に移転。以前はキャバレーが入っていた古い建物をリノベーションしたもので、自分たちで壁に漆喰を塗ったりした。ファッション空白地帯の奈良での開業は、当初こそ厳しい状況が続いたが、いまでは常連客が増え、洋服以外の顧客とのつながりも広がっている
主な取り扱いブランド:「アンダーカバー」「ネイバーフッド」「ダブルタップス」「ワコマリア」「ノンネイティブ」「サスクワァッチファブリックス」ほか
近鉄奈良駅から南へ徒歩5分。観光客に人気のならまちにも近い通り沿いにセレクトショップ「ヘルデン(HELDEN)」がある。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」などメンズのドメスティックブランドを中心に、ウィメンズ、アウトドアグッズ、陶器、家具、植物なども取り扱うライフスタイル提案型のショップだ。(この記事は「WWDJAPAN」2024年2月12日号からの抜粋です)
造花の立体アートやステンドグラス制作も
奥本誠オーナーは、大学時代を過ごした三重県で伝説のセレクトショップ「アップステア」の店長を務め、29歳のとき、奈良にUターンして独立開業。現在取り扱うファッションブランドのほとんどが「アップステア」から引き継いだもので、常連客のなかには当時からのブランドのファンが多いという。「ほとんどのブランドが、奈良県内では当店でしか扱っていない。大阪や京都の中心地に行けば、ブランドの直営店はあるが、奈良に足を運んでもらえるよう、店作りやスタイリング提案で差別化している」と話す。
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