ビジネス

AR技術やスマートミラーを体験 三越銀座がビューティテクノロジーの祭典

 三越銀座店は3月18日まで、デジタルテクノロジーを駆使した美容の祭典「GINZA BEAUTY TECH EXPO~美容の未来に旅をする~」を7階の催事場で開催している。“未来の美容体験”をテーマに、「SHISEIDO」や「スック(SUQQU)」「リファ(REFA)」など計12ブランドが出店。新たな機器を使った肌測定やメイクシミュレーション、ヘアケアアドバイス、さらには研究開発者や人気モデル・ヘアメイクアーティストによるトークショーなどを行う。
 
 同祭典は、「デジタルの進化によって美容業界も大きな変革が生まれつつある。その中で、ECや売り場で表現できていない新しい価値を提案する」(東海林憲昭・三越銀座店長)ことを目的に開催。さらに、多様化する消費者の関心にアプローチし、「日本の技術力を東京の中心地である銀座から発信し、モノを売るだけなくコト体験を重視した」(入月雅子銀座化粧品バイヤー)ブランドを取りそろえた“ビューティテクノロジーのビューティテーマパーク”として訴求する。初日には同祭典の店内媒体に起用されたモデルの鈴木えみが来場し、各ブースをいち早く体験した。

 会場は「スック」「アナ スイ(ANNA SUI)」などAR技術を駆使したメイクシミュレーションやスマートミラーを取り入れた“メイクゾーン”、「SK-Ⅱ」「SHISEIDO」「B.A」など肌測定やAR技術でスキンケアステップなどを伝える“スキンケアゾーン”、「ヤーマン(YA-MAN)」「リファ」などデジタルアート×テクノロジーで新たなプレゼンテーションを行う“美容機器ゾーン”、研究者や開発者、著名人などのトークショーなどを実施する“ステージ”で構成する。

 同店は、昨年から7階催事場でのビューティイベントを実施。今回の売上高は前回比30%増を見込んでいる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。