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今年のアマゾンプライムデーは6時間延長 予想売上高は前年比40%増の約3700億円

 「アマゾン(AMAZON)」が年に1回プライム会員に向けて開催する大セール、アマゾンプライムデーが今年も7月16〜17日に催される。調査会社コアサイト リテール(CORESIGHT RETAIL)が発表した今年の世界市場での予想売上高は、昨年の推定売上高24億ドル(約2640億円)から40%増の34億ドル(約3740億円)だ。しかし今年は、昨年の30時間から6時間延長した36時間の開催で、オーストラリア、シンガポール、オランダ、ルクセンブルクで新たにスタートする。さらに、今年初めて、アマゾンが買収したオーガニックスーパーマーケットのホールフーズマーケット(WHOLE FOODS MARKET)の実店舗でも会員に向けた値引きを行うという。

 アマゾンはセールの売上高を公表していないが、コアサイト リテールは、オンラインリテールニュースサイトの「デジタル コマース360(Digital Commerce 360)」や「インターネット リテーラー(Internet RETAILER)」が発表している過去3年間のアマゾンプライムデーの推定売上高を参考に算出した。なお、2017年のアマゾンプライムデーは推定で前年比60%増を記録したが、プライム会員以外のユーザーも参加できるサイバーマンデーのセールの売上高には及ばなかったようだ。

 コアサイト リテールのデボラ・ウェインスウィグ(Deborah Weinswig)最高経営責任者は「プライムデーは消費者に非常に注目されている。『デジタル コマース360』が3月に18歳以上のアメリカ人1015人を対象に調査したところによれば、76%のユーザーが今年のプライムデーで『アマゾン』を訪れる可能性が高いと答えている」と語っている。

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