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TSI傘下の「アンディフィーテッド」 月坪200万円の原動力“手前KPI”を公開

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 TSIホールディングスが主催する「第8期TSIホールディングスグループ表彰式」で、子会社のスタージョイナスが運営する「アンディフィーテッド大阪店」が最優秀店舗に贈られるゴールドプライズを受賞した。表彰式はサンエー・インターナショナル時代から続くもので、TSIホールディングスとしては3度目の開催。2019年2月期の前期比売り上げや予算達成率など、いくつかの審査基準からTSIグループ約1300店舗の頂点に立った。そのスタージョイナスで指揮を執る松下一英社長の経営手腕は業界内では有名で、TSIホールディングス内はもちろん、松下社長を頼って訪れる同業者も少なくない。「松下塾」とも呼ばれるその経営手腕に迫った。(この記事はWWDジャパン2019年5月20日号からの抜粋です)

 スタージョイナスが日本総代理店契約を結ぶLA発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド」は2006年10月に日本初進出となる静岡店をオープン。現在は全国に15店舗を出店しており、20年2月29日までに19店舗体制を視野に入れる。大阪店は15年にオープンした。初年度の売り上げが約1億3800万円で、2年目が1億5300万円。そして昨年は、ほぼ倍にあたる2億9600万円を売り上げ、シルバープライズを受賞した。そこからゴールドプライズを受賞した前期の売り上げが64.7%増の4億8700万円。予算に対しても50%増を達成した。約69平方メートルの売り場に対し、月坪効率は193万6000円に上る。伸長率が審査基準に含まれるため、一度受賞すると翌年の受賞が難しいと言われる中での2年連続受賞は、グループ全体でも異例の快挙だ。昨年の取材で松下社長は「販売員にKPI(重要業績評価指標)分析などの一生もののビジネススキルの取得を課している」と話していた。重要になる販売員の教育や座組など、経営課題に対して主にアプローチしているのは、ヤフーグループなどで経験を積んだIT業界出身の藤田翼経営企画室ジェネラルマネージャー(GM)だ。

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