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住友商事が化粧品事業会社設立 グローバルな化粧品事業を加速

 住友商事グループは10月1日、創薬・医薬事業を柱とする住商ファーマインターナショナルの化粧品事業を分社化して、新会社、住商コスメティクスを設立した。住友商事の100%出資で、社長には秋山光氏が就く。

 住友商事グループは、 2007年の米国のプレスパース(Presperse)社への出資を皮切りに、化粧品素材ディストリビューター事業に本格的に参入。その後、ブラジルのコスモテック(Cosmotec)社の買収や、ドイツ協和発酵バイオの欧州化粧品原料事業の譲受、フランスのSACI社の買収、韓国の化粧品素材技術ベンチャーのバイオジェニックス(Biogenics)社への出資など、グローバルに事業を拡大してきた。18年には世界最大のODM(製品の企画、設計、開発、生産製造)企業であるイタリアのインターコス(Intercos)社と提携し、化粧品メーカー向けに製品の設計・企画の提案から受託製造までを担うODM事業も行っている。

 住商コスメティクスの設立は今後さらに化粧品事業を強化・拡大し、日本国内およびグローバルでより機動的に事業展開することを目的に、化粧品ビジネスの中核企業とすることを企図したもの。米国、ブラジルおよびフランスでの事業基盤を相互に活用し、素材販売や独自商品の開発に取り組むほか、 インターコス社とのODM事業も国内外でさらに加速させる。