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カネボウが肌への“触れ方”を“花の咲き方”にビジュアル化

 カネボウ化粧品は、お手入れ時の“肌への触れ方”を“花の咲き方”に置き換えてビジュアル化するコミュニケーションツール「タッチ&ブルーム(Touch & Bloom)」を、プレステージブランド「KANEBO」を展開する百貨店カウンターに導入した。ツールを用いて自分の手で肌に触れることの大切さを訴求し、毎日のスキンケアを心地よく感じ、美しさにつながる時間にすることを目指す。

 全身の中でも触覚の感知能力が高い指は、肌状態を敏感に感じ取ることができるほか、同社の研究でも手で肌に触れることで人は心地よさを感じるということが分かっている。しかし、毎日のスキンケアは流れ作業で、“触れる”行為も無意識になりがちと分析。そこで「タッチ&ブルーム」を開発し、無意識に行いがちな“触れる”行為に気付きを与え、自身のスキンケアに向き合う機会を提供する。

 使い方は、店頭に設置したiPadの画面上で好きな花や色を選び、センサーを装着した手のひらで「KANEBO」のクリーム「ナイトリピッド ウェア」を肌の上で10秒間、円を描くようにゆっくりとなじませる。センサーが「密着度合い」「一定の動き」を読み取り、“触れ方”に合わせ画面上の花が咲くという仕組み。「密着度合い」は花びらの大きさで表現され、「一定の動き」は花びらの間隔(一定であるほど均等に並んだバランスよい花びら)で表現される。これまで計測した人の“花”も見ることができ、比較することで自身の触れ方の特徴を知ることができる。

 すでに「タッチ&ブルーム」を導入したカウンターでは、「スキンケアをする際、テクスチャーや香りを意識することがあっても、肌に触れる手指の動きまで気にしていなかったという発見があった」「丁寧にケアしているつもりだったが、意外と動きが速かったり強かったりしたことに気付けた」などの反応があったという。また、美容部員にとっても「接客をする上で、触れ方を伝える機会は少なかったが、店頭で楽しみながら自身の触れ方に気付いて頂けている」「花の形で可視化することでお客さまとの会話も弾んでいる」との声があがり、購買にも結び付いているという。