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ルックHD1~6月期は営業利益6割増 仕入れコストを低減

 ルックホールディングス(HD)の2019年1~6月期は、売上高が前年同期比0.9%減の213億円、営業利益が同61.6%増の6億4500万円、純利益が同18.8%増の4億6900万円だった。婦人服の苦戦や子会社の決算期変更などにより微減収となったが、仕入れコスト低減や為替レートの変動によって利益率が改善し、増益となった。

 国内事業は売上高が同4.3%減の148億円、営業利益が同32.3%増の3億1700万円。中核会社のルックが運営する「イルビゾンテ(IL BISONTE)」が好調に推移したことが大きい。子会社が運営する「アーペーセー(A.P.C.)」も革小物やTシャツがけん引し売り上げを伸ばした。ライセンスブランド「スキャパ(SCAPA)」も本来のテイストに立ち返り復調した。

 海外事業は売上高が同6.7%増の80億円、営業利益が同48.2%増の3億2000万円だった。主力の韓国事業は、傘下のアイディールックが展開する「サンドロ(SANDRO)」「マージュ(MAJE)」が好調で、「アーペーセー」も積極的な出店を進めた。多田和洋社長は、7月から本格化した韓国における日本企業製品の不買運動について「影響は特に感じられず、堅調だ」と話す。

 同社は7月1日付で「イルビゾンテ」を展開する伊ビゾンテ・イタリア・ホールディングス(BISONTE ITALIA HOLDINGS)を買収した。ルックHDの稼ぎ頭である同ブランドの国内事業の売上高は18年12月期で65億円。「中期計画の最終年度である23年12月期に80億円、10~15年後の長いタームで100億円を目指す」とともに、グローバル展開を加速させる。