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一般公募のアイデアがコンテンツに インタビュー誌「パートナーズ」が銀座蔦屋で「公開編集会議」開催

 “関係性”がテーマのインタビュー誌「パートナーズ(PARTNERS)」 は、8月9日に銀座蔦屋書店でトークイベント「公開編集会議」開催する。ゲストに同誌のコントリビューターで写真家の石川竜一と題府基之を迎え、編集長・川島拓人とアートディレクター・坂脇慶の4人が登壇する。

 イベントは2 部構成で、前半は「パートナーズ #2」に寄稿した石川と題府の作品に共通する“匿名性”を軸にディスカッションを行う。石川は、地元の沖縄で出会った人々のポートレート「okinawa portraits」(赤々舎)や、沖縄の歴史や状況を写し込んだ「絶景のポリフォニー」(赤々舎)で知られ、同誌でも、道で遭遇したとあるカップルとの約10 年に及ぶ関係性を写真と文字でつづった。一方、家族や友人などを撮影した「Project Familly」(Dashwood Books)や実家の近所や日常の風景を写した「Hypermarche Novembre/大型スーパー11 月」(The Gould Collection)などで知られる題府は、同誌でサーキット場で車を走らせる弟の姿を撮り下ろした。作風やアプローチは異なるものの“被写体の匿名性”という面で共通点を持つ2人が制作過程や被写体との関係性の築き方について語る。

 後半は、“匿名性”をテーマに一般公募した話の中から、編集部が注目するアイデアをピックアップし、2020 年上半期に発行予定の「パートナーズ #3」に掲載する企画を登壇者と来場者とともに考える“公開編集会議”を行う。企画について、オフィシャルサイトでは“匿名性”をテーマに親子や恋人、友人とのパートナーシップにまつわるエピソードを8月8日まで募集している。また、同イベントへの参加申し込みは銀座蔦屋書店のオフィシャルサイトで受け付けていて、イベント参加券(1000円)または、「パートナーズ #2」の購入が必要となる。

 石川竜一は1984年、沖縄県生まれ。沖縄国際大学在学中に写真と出合い、生まれ育った沖縄の風景や路上の光景や人々の撮影し始める。2014年に沖縄の人々や身近な環境で撮影したスナップ写真をまとめた「okinawan portraits 2010-2012」「絶景のポリフォニー」を発表し、15年に木村伊兵衛賞と日本写真協会新人賞、沖縄タイムス芸術選奨奨励賞を受賞する。近年は「BODY/PLAY/POLYTICS」(横浜美術館、2016)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016)など、注目のグループ展にも参加している。

 題府基之は1985年、東京都生まれ。2007年に自身の家族や日々の暮らしをスナップした作品で公募展「第29回写真『ひとつぼ展』」に入選。その後「Lovesody」(Little Big Man Books、2012年)や「Project Family」(Dashwood Books、2013年) などの写真集を発表し、14年には国際的な写真賞「Prix Pictet」にノミネートされ、国内外で高い評価を受けている。18年には実家周辺の横浜市郊外に注目し、統一されたトーンで家庭内の状況や静物をとらえた初期作品と同様のカジュアルな構図で捉えた個展「untitled(surround)」を開催した。

■「パートナーズ」公開編集会議
日程:8月9日
時間:19:00〜21:00
場所:銀座蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス6階
定員:45人