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ファストリがプラスチックバッグを削減 紙製に切り替え20年1月から有料化

 ファーストリテイリングは、使い捨てプラスチックの使用削減に関するグループ方針を策定した。2020年中をメドに、全世界のグループ全体で「ショッピングバッグと商品パッケージの85%にあたる約7800トンの削減」を目指す。19年9月1日から、日本や世界12カ国・地域で使用しているプラスチックバッグを紙製に順次切り替えるとともに、「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」では紙バッグの有料化も徐々に進める。

 プラスチックバッグから切り替える紙バッグは、FSC認証(森林認証)を受けた紙、もしくは再生紙を使用した環境配慮型のもの。すでに欧州の「ユニクロ」「セオリー(THEORY)」などでは紙バッグを導入しているが、9月以降に環境配慮型の紙バッグに切り替える。並行して、国内外の一部ブランドではエコバッグの販売も始める。

 国内の「ユニクロ」「ジーユー」全店では、20年1月14日から紙バッグを一律1枚10円で販売する。また、欧州、北米、韓国などの海外16カ国・地域でも、19年9月以降バッグの有料化を進める。

 商品パッケージについては、「ユニクロ」の “ヒートテック”や“エアリズム”、インナー類などのパッケージについて、プラスチックから紙などの代替素材への切り替えを目指し、19年夏から検証を始める。ルームシューズなどの一部商品では、19年秋からプラスチックパッケージを廃止する。

 プラスチックごみによる環境汚染への懸念が世界的に増大していることを受けて、ファッション関連各社でプラスチックバッグ削減の動きが広がっている。「H&M」は18年12月から、国内店舗で使用するプラスチックバッグを紙製に順次切り替え、同時に有料化(1枚20円)した。ストライプインターナショナルは5月からバッグを有料化し、同時に紙製への切り替えも順次進めている。三陽商会は19年中に紙製への切り替えを行う。