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「キッカ」がブランド終了を発表 2019年秋から順次

 カネボウ化粧品のコスメブランド「キッカ(CHICCA)」は7月1日、ブランドの終了を公式サイトで発表した。製品は2019年秋から販売を順次終了させるが、ECサイトの「アットコスメショッピング」「アマゾン」「ロハコ」では2020年まで販売を継続する。また、店舗の閉鎖や百貨店オンラインサイトの販売終了時期は追って発表する。

 「キッカ」は国内外で活動する吉川康雄メイクアップアーティストをブランドクリエイターに据えて2008年に誕生。別人のように変身するのではなく、“自分自身が持つ本来の美しさを引き立てるメイク”を信条に、ほかにはないカラーや小技の利いたアイテムを発表してきた。ブランド誕生10周年の昨年は高級時計ブランド「フランク ミュラー(FRANCK MULLER)」やセレクトショップ「ラブレス(LOVELESS)」とコラボレーションを行った。

 しかし、今年3月に吉川メイクアップアーティストの退任を発表。ブランドは今後も継続し後任を検討するとしていたが、吉川メイクアップアーティストが手がける2019年秋冬コレクションをもって順次終了となった。ブランドは公式サイトで、終了の報告とともに「これからも、ご自身の個性を生かしながら、メイクできれいになることを楽しんでいただきたいと切に願っております。皆さまが艶やかで幸せな人生を歩まれますように」と惜別の言葉をつづった。

 花王・カネボウグループは昨年5月にグループ全体で抱える49のブランドを整理し、戦略ブランドの見直しを発表。グローバル戦略ブランドを11、国内戦略ブランドを8つに絞って育成するとしていたが、「キッカ」はどちらにも含まれていなかった。