ビジネス

「アディクション」クリエイティブディレクターのAYAKOメイクアップアーティストが3月末で退任

 コーセーが手掛けるメイクアップブランド「アディクション(ADDICTION)」は29日、ブランドクリエイターを務めるAYAKOメイクアップアーティストの退任を発表した。3月31日が契約期限となり、両者の話し合いから契約満了となった。ブランドは今後も継続し、4月5日発売の夏コレクションをはじめ、ブランド10周年記念の秋冬コレクション、年末のホリデーコレクションまではAYAKOメイクアップアーティストが手がけたアイテムや広告を展開する。後任は発表されていない。

 「アディクション」は、自分らしいスタイルを求める女性のために2009年7月にスタートした、AYAKOメイクアップアーティストのオリジナルブランド。ニューヨークをベースに海外のファッション誌や広告キャンペーン、コレクションなどを舞台に活躍するAYAKOメイクアップアーティストが毎シーズン、トレンドを加味しながらオリジナリティーあふれるアイテムを開発。アイテムはシンプルながらも個々の美しさを引き出すハイクオリティーな仕上がりで、そのモードな世界観が多くの女性から支持されている。中でも、15年に全99色が一挙に登場した「ザ アイシャドウ」は、多くのファンの獲得に寄与。ピンクベージュ、イエローベージュ、マットブラウンなどベーシックカラーを中心に9レンジに分類し、それぞれのレンジ内で質感やトーンが異なる11色を提案した全99色は、その後の“単色アイシャドウ”流行の先駆けともなった。

 コーセーは「この10年間の彼女の、そのグローバルな経験と感性がブランドの成功に大きく貢献したことに感謝を表します。彼女と弊社の開発力・技術力とのコラボレーションが多くのお客さまからのご支持と評価を得ることができた」とコメントしている。

 コーセーの18年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比11.3%増の1609億円、営業利益が同30.9%増の307億円と過去最高を更新。この好調をけん引するブランドの一つとして、重点グローバルブランドにも位置付けられている「アディクション」の名前が常に挙がり、ブランドの勢いは加速していたとみられる。現在、「アディクション」は百貨店をはじめ、セミセルフショップや免税店など国内96店舗で展開。国外では3カ国12店舗展開(国内外免税店を含む)している。

最新号紹介

WWD JAPAN

注目高まる新50〜60代市場 “主役世代”の消費はこうつかめ!

「WWDJAPAN」5月10日号は、「注目の新50〜60代市場」特集です。日本女性の過半数が50歳以上となった今、50〜60代は消費の“主役”として存在感を増しています。子育て期などを経て、再び人生を“主役”として謳歌する世代でもあります。そんな50〜60代を「WWDJAPAN」は“主役世代”と命名し、このマーケットに刺さるビジネスを取材しました。3人の“主役世代”女性による座談会のほか、シニアに…

詳細/購入はこちら