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「ワイスリー」がNZ代表“オールブラックス”のユニホームを製作 ラグビーW杯で着用

 アディダス(ADIDAS)と山本耀司が協業して展開する「ワイスリー(Y-3)」が、ラグビーの世界ランク1位で“オールブラックス”の愛称で親しまれるニュージランド代表の公式ユニホームを製作した。9月から日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」の対南アフリカ戦で披露される。

 アディダスが長年“オールブラックス”のスポンサーを務める中、チームカラーと「ワイスリー」のシグネチャーカラーが共にブラックであることなどから実現した今回の協業。デザインは「日本とニュージーランドのマオリ、それぞれの文化の融合を目指した」(山本デザイナー)と、通常のユニホームでは左胸にのみあしらわれているニュージーランド固有種のシダ(シルバーファーン)の葉が、新芽のデザインと共に全面に織り込まれ、その織りの中に「ワイスリー」が今回のためだけに考案した架空の猫フクネコが紛れている。また、ボディーコンタクトの激しいスポーツのため、素材は他スポーツよりも強度が高く破れにくいものを採用。シルエットは体にフィットするような構造で相手選手からのつかみを防止し、縫い目をなくすことで約25%の軽量化に成功した。右袖には、過去のW杯で優勝した1987年、2011年、15年のトロフィーがエンボス加工で施されている。

 “オールブラックス”でキャプテンを務めるキアラン・リード(Kieran Read)選手は、「“オールブラックス”のユニホームは常に特別なもの。われわれの文化からインスピレーションを受けたデザインが施されており、この一着を創り上げた『ワイスリー』のあらゆる努力に感謝している」とコメントした。

 このユニホームをはじめ、同様のデザインが施されたレプリカユニホームやポロシャツなどが7月1日から販売されている。価格はユニホームが1万6000円、レプリカユニホームが1万2000円、キッズ用レプリカユニホームが8990円、サポーター用ユニホームが7990円、トレーニング用ユニホームが8990円、サポーター用ポロシャツが4990円で、アディダスの公式オンラインストアや渋谷店、新宿店、名古屋店、大阪店、福岡店などで取り扱う。

 ラグビー・ニュージーランド代表は、2009年11月から世界ランク1位の座を守り続けている世界最強軍団。過去8度のW杯で3度優勝しており、今大会は3連覇が懸かっている。1925年から75年間にわたりカンタベリー・オブ・ニュージーランド(CANTERBURY OF NEWZEALAND)と公式スポンサー契約を締結していたが、99年シーズンからはアディダスと公式サプライヤー契約を結んでいる。

 なお日本代表のユニホームは、1997年からパートナーシップ契約を締結しているカンタベリーオブニュージーランドジャパン(CANTERBURY OF NEWZEALAND JAPAN)が手掛けている。