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ロレアルとアリババが協業 ニキビ診断アプリで中国の若年層にアプローチ

 ロレアル(L’OREAL)とアリババ(ALIBABA)は、アリババが展開する中国EC「Tモール(TMALL)」「タオバオ(TAOBAO)」のプラットフォーム上で6月から肌診断アプリを展開する。5月16〜18日にフランス・パリで行われた欧州最大のスタートアップ及びテクノロジー関連イベント「ビバ テクノロジー 2019(以下、ビバ テック)」で発表したもの。

 同アプリはロレアル傘下の「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」からローンチする「エファクラ スポットスキャン(EFFACLAR SPOTSCAN)」だ。「エファクラ スポットスキン」はアリババのAI(人工知能)技術を使用している。欧州、中東(EMEA)を担当するイェミン・ワン(Yeming Wang)=アリババEMEAゼネラル マネジャーは「AI技術を通じて、消費者は自分の肌状態をより理解できるようになり、より自分の肌に合ったスキンケア方法を選ぶことができる」と語った。中国では若者の80%がニキビに悩んでいるとされる一方、皮膚科医の割合は6万人に対し1人と推定されている。

 このアプリの前身となる「スキンコンサルタント(AI)」は、ロレアルが18年に買収したAR(拡張現実)とAI事業を展開するモディフェイスとの共同開発により、米発スキンケアブランド「ヴィシー」が皮膚科医の協力を得て開発したパーソナルスキンケア提案アプリだ。