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「フォーエバー21」が中国ECから撤退 上海店は爆安セール中

 「フォーエバー21(FOREVER 21)」は、中国で展開している自社ECサイトを4月29日付で閉鎖する。会員ポイントはその時点で失効するが、返品は5月30日まで受け付けるという。同様に、アリババ(ALIBABA)が運営する中国最大のECサイト「Tモール(TMALL)」と同第2位の「JDドットコム(JD.com)」に出店しているオンラインストアも閉鎖する。

 現地メディアによれば、上海の旗艦店を含む3店舗はいずれも“75%オフ、1点購入すれば2点目は無料”などの大幅な値引きを実施しており、深圳の店舗は4月30日で閉店するという。

 「フォーエバー21」は2008年に初めて中国市場に進出したが、短期間で撤退。その後、11年に再進出して「Tモール」にも出店した。18年末以降、同社は天津、杭州、北京、重慶、西安の店舗を閉鎖しており、現時点では上海の3店と北京の1店があるのみだ。なお、3月には台湾から撤退しているほか、17年に香港の旗艦店を閉鎖している。

 中国は、アリババが運営する「タオバオ(TAOBAO)」や同国第3位のEC企業であるピンデュオデュオ(PINDUODUO)などのECサイトが幅広い商品を激安価格で販売しているため、ファストファッションには厳しい市場だ。英ファストファッションの「ニュールック(NEW LOOK)」や「エイソス(ASOS)」「トップショップ(TOPSHOP)」も中国市場から撤退している。