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オルセン姉妹の「エリザベス アンド ジェームス」がお手頃価格にリニューアル

 アシュリー・オルセン(Ashley Olsen)とメアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)姉妹のアパレルブランド「エリザベス アンド ジェームス(ELIZABETH AND JAMES)」が、米百貨店コールズ(KOHL’S)との独占契約を結んだ。

 オルセン姉妹はメインブランドとして「ザ・ロウ(THE ROW)」を手掛けており、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA)による「CFDAアワード」を3度受賞している。「エリザベス アンド ジェームス」はセカンドラインにあたるが、サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)やブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)、ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)などの米高級百貨店や、ECサイト「ネッタポルテ(NET-A-PORTER)」などで2018年秋冬まで販売されていた。今回の提携を機に手頃な価格帯のブランドにリニューアルし、新コレクションは19年のホリデーシーズンに向けて11月頃からコールズの店頭とECで独占的に販売される。

 メアリー・ケイトは、「『エリザベス アンド ジェームス』を、品質やフィット感を犠牲にすることなく、洗練されたファッションを手の届く価格帯で提供するライフスタイルブランドにしたい。ブランドの新たな時代が幕を開けるにあたって、コールズは最適なパートナーだと思う。同百貨店の充実した店舗網とECにより、さらに広い消費者層に製品を届けられる」と述べた。

 アシュリーは、「コールズはオムニチャネルへの取り組みなど、画期的な戦略で成功している。以前から、『エリザベス アンド ジェームス』はもっと幅広い顧客層にアピールするブランドだと思っていたが、コールズとの提携によってそれが実現できる。メアリー・ケイトも私も、顧客に新たな買い物体験を提供できることをうれしく思っているし、ライフスタイル製品なども作りたい」とコメントした。なお、姉妹は宣伝にも積極的に関わり、SNSで発信することはもちろん、イベントなどにも登場する予定。ほかのブランドとのコラボレーションなども前向きに検討しているが、まだ公表できる段階にないという。

 ミシェル・ガス(Michelle Gass)=コールズ最高経営責任者は、「デザイナーとしてファッション業界で高く評価されているメアリー・ケイトとアシュリーのオルセン姉妹と提携し、『エリザベス アンド ジェームス』を全米の顧客に届けることができてうれしく思う。同ブランドは新たな顧客、特にミレニアル世代を引き付けてくれるだろう」と述べた。同ブランドの価格帯はまだ決定していないが、トップスやジーンズ、ワンピースを40~70ドル(約4440~7770円)で販売している「LC ローレン・コンラッド(LC LAUREN CONRAD)」や「シンプリーヴェラ ヴェラ・ウォン(SIMPLY VERA VERA WANG)」など、コールズで取り扱っているほかのブランドと同程度もしくはやや高めが想定されている。

 「エリザベス アンド ジェームス」は今後も独立した事業として経営され、創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるオルセン姉妹がコレクションのデザインや開発を行うが、生産や管理はコールズが担当する。取り扱い分野はアパレル、アクセサリー、ビューティからスタートし、その後は顧客の投票によって変更していくほか、30日ごとに新たな製品を投入するという。なお、同ブランドで唯一の直営店がロサンゼルスのショッピングモール、ザ・グローブ(THE GROVE)にあったが、現在は閉鎖されている。

 なお、日本ではコロネットが18年秋冬まで輸入販売していた。