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「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8」が3月20日オープン

 来年の東京オリンピック・パラリンピックをにらんで、ホテルの建設ラッシュが続いている。それと同時に2017年5月、渋谷にオープンした「トランクホテル(TRUNK HOTEL)」のように新しいコミュニティーの場としての機能を備えたホテルのオープンが都心で目に付く。そんな新しいタイプのホテルが銀座8丁目(銀座8-9-4)にまた誕生した。その名は「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8」(以下、キャンバス 銀座8)。東京・汐留に「ザ ロイヤルパークホテル汐留」を運営するロイヤルパークホテルズ&リゾーツ(三菱地所100%出資子会社)が展開する新ブランド「キャンバス」である。基本はホテルなのだが、名前にホテルの文字はなく、人が集うことで何かが生まれる場所として「キャンバス」と名付けられたという。

 この「キャンバス 銀座8」のパブリックスペースをデザインしたギャルドの室賢治(むろけんじ)・商業空間デザインシニアディレクターは、「デザインコンセプトは『ビンテージモダン/タイムレス』。伝統と新しいものが共存する街である銀座らしいデザインを考えた」と語る。

 「キャンバス 銀座8」は14階建てで、3階から13階が121室の客室(13階はコンセプトルームが2室ある)を設け、ハリウッドツインが中心の宿泊料は2人で2万4000~3万5000円(デラックスツイン)。14階はレストランで、1階はカフェとホテルロビーだ。

 2階がこのホテルのコンセプトを端的に表した「キャンバス ラウンジ」になっている。100人ほどの収容スペースがありイベントの開催も可能だ。そのラウンジ内にはミュージックライブラリーと呼ぶコーナーがあり、所蔵されたアナログ・レコードをリラックスして視聴できる。

 1階、2階、14階のパブリックスペースでは、ビンテージファニチャーやビンテージタイルがふんだんに使われて、ラグジュアリーなムードを醸し出している。同時に、八木良太やジョナサン・モンク(Jonathan Monk)などのコンテンポラリー・アーティストの作品を見ることができる。この「キャンバス 銀座8」全館のアート環境については、キュレーターの武田菜種がディレクションを行っている。また2階のラウンジでは、アート集団チン↑ポムが、日本の重要な建築物のパーツをジグソーパズル化して(許可済み)展示すると同時に、そのメーキングビデオを2階ラウンジで放映するというビックリ企画もある。

 前出の室シニアディレクターは、「銀座には多くの画廊があり、アートの街という側面もある。ふんだんにアートがあると、ホテル全体の質感が上がるだけでなく、この場所を訪れた人々と街をつなぐことにもなり、重要な意味を持つ」と話す。またレストランやカフェなどの飲食施設およびラウンジは、トランジットジェネラルオフィス(中村貞裕・社長)が運営を行う。